到達目標
経営工学における生産性や品質などの各分野について、管理・改善のための概念と手法を中心とした学習と共に、事例について学び、生産システムのマネジメント技術について理解することを到達目標とする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
生産性の管理・改善の概念と手法 | 論理的に説明できる。 | 理解できる。 | 理解が不足している。 |
品質の管理・改善の概念と手法 | 論理的に説明できる。 | 理解できる。 | 理解が不足している。 |
生産システムのマネジメント技術 | 論理的に説明できる。 | 理解できる。 | 理解が不足している。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 3 エネルギー技術と工学の視点に立った論理的かつ実践的思考能力を身に付ける
学習・教育到達度目標 4 エネルギー技術と工学の社会的な役割を理解し、技術的課題を解決できる能力を身に付ける
JABEE B1 歴史や文化を理解できる能力
JABEE B2 技術が社会と自然に及ぼす影響・効果を理解し、技術者として責任を持って行動できる能力
学士区分 1 機械系
学士区分 2 電気系
教育方法等
概要:
この科目は企業でネットワークシステムの研究開発及びマネージメントを担当していた教員が、その経験を生かし、生産システムの基礎と競争力の源であるコスト・生産性、工程、品質等の管理について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
パワーポイント教材を用いて授業を行う。適宜、レポート提出を行う。
予習:毎回の授業前までに、授業で行う内容と意義を 考えて整理しておくこと。
復習:毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス |
経営工学の概要を理解できる。
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2週 |
競争力とその構成要素、コスト・生産性 |
企業の競争力の構成要素、コスト・生産性を理解できる。
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3週 |
生産性の管理と改善1 |
インダストリアルエンジニアリングの概要と手法を理解できる。
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4週 |
生産性の管理と改善2 |
工程のタイプとレイアウトのタイプの対応を理解できる。
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5週 |
在庫管理・工程管理 |
在庫管理、工程管理の概要を理解できる。
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6週 |
品質の管理と改善1 |
品質の定義、公差・工程能力の概要を理解できる。
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7週 |
品質の管理と改善2 |
TQC、TQM、品質システムの概要を理解できる。
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8週 |
生産戦略・まとめ |
生産戦略の構成要素を理解できる。
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史 | 社会における技術者の役割と責任を説明できる。 | 3 | 後2 |
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。 | 3 | 後4 |
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。 | 3 | 後8 |
評価割合
| レポート | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 70 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |