空間デザイン概論A

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 空間デザイン概論A
科目番号 0001 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合工学科Ⅲ類(1年) 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 小林 仁,坂口 大洋,伊師 華江,相模 誓雄,権代 由範,藤田 智己,吉野 裕貴

到達目標

建築学の様々な分野の内容、及び現代の考え方と技術レベルそして次世代(Society5.0)に向けた課題を把握する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
建築学建築学の分野がすべてわかる。建築学の分野がおおよそわかる。建築学の分野がわからない。
関連する数理・データサイエンス分野のリテラシー関連する数理・データサイエンス分野のリテラシーの概要を説明できる。関連する数理・データサイエンス分野のリテラシーの概要を把握している。関連する数理・データサイエンス分野のリテラシーが分らない。
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築学には構造や計画など様々な分野がある。各分野がどのようなものか把握する。併せて次世代(Society5.0)に向けて、関連する数理・データサイエンス分野のリテラシーの概要についても把握する。
授業の進め方・方法:
建築デザインコースの各教員が1コマを担当するオムニバス形式の授業です。
予習:毎回の授業前までに、授業で行う内容を考えて整理しておくこと
復習:毎回の授業後に、授業で学んだことを振り返り、今後へ活かす方法を考えること。
注意点:
授業スケジュールを把握ておくこと。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 授業の全体像を理解する。
2週 建築って何 実例をもとに歴史的な経緯から建築の概念(定義)をつかむ。
3週 建築デザイン 建築デザインの役割、職種、実際のデザインプロセスについて把握する。また、関連する社会変化(Society5.0)とデータの活用領域及び活用の最新動向について把握する。
4週 建築材料 建築における材料学の位置付けと身近にある材料を知る。
5週 建築環境01 建築における温熱環境の位置づけを理解する。また、関連する社会変化(Society5.0)とデータの活用領域及び活用の最新動向について把握する。
6週 都市計画 都市計画やまちづくりを巡る現状や諸課題について理解する。
7週 建築構造01 建築物の構造の種類と特徴を理解する。
8週 建築構造02 建築物と地震の関係を理解する。
2ndQ
9週 建築環境02 建築における音環境の位置づけを理解する。
10週 建築デザインと錯視
復習:調査とまとめ(建築デザインにおける錯視の積極的利用について)
幾何学的錯視の基本図形を確認し,建築デザインとの関わりを考察できる
11週 建築構造03 免震,制震,耐震対策に特化した建築について理解する。
12週 建築史:相模:旧中沢家住宅の見学
復習:ハガキを使った記録
歴史的建築がわかる。
13週 建築計画 建築計画分野の全体像の理解と日常生活における施設や場の役割を認識する。また、関連する社会変化(Society5.0)とデータの活用領域及び活用の最新動向について認識する。
14週 建築設計の体験 キャンパス内の居場所の設計を行うことで、建築設計の重要性、建築設計のプロセスを知る。また、建築設計分野でのデータを扱う。
15週 実際の建築現場における建設プロセスの見学 実際の建築の施工現場の見学を行い、建築施工の重要性と建築施工プロセスを知る。
16週 授業全体の振り返り 様々な建築分野の講義ポイントをレポートを作成し、個々の分野の意味を深く身につけ、学生相互で共有する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオレポート合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力00000100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000