空間デザイン概論B

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 空間デザイン概論B
科目番号 0002 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 総合工学科Ⅲ類(1年) 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 検定教科書「建築構造」実教出版
担当教員 飯藤 將之

到達目標

1)材料・形態の変遷及び建築の基礎を理解すること。
2)木造建築物を構成する材料と部材、および全体にかかる力の流れを理解すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
部位名の理解図を見て,構造部材の部位名を的確に答えることができる。図を見て,主要構造部材の部位名を答えることができる。図を見て,主要構造部材の部位名を答えることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
木造の住宅の基礎、軸組、小屋組。床組、仕上について学習します。
授業の進め方・方法:
黒板に部位を抽出して図を描き,部材の名称と働きを解説する。

予習:教科書を眺めてくる   復習:毎回の宿題(用語の書き取り)を提出すること
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 建築生産の流れ,図面の種類
尺貫法
木構造の特徴・構造形式について説明できる。
木造住宅の基本モジュールを理解する
2週 地業と基礎 木構造の地業と基礎を理解する
3週 軸組1 基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を理解している。
4週 軸組2 基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を理解している。
5週 木材の接合 木材の接合について説明できる
6週 小屋組1 基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を理解している。
7週 小屋組2 基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を理解している。
8週 中間試験 理解の確認
4thQ
9週 床組 基礎、軸組み、小屋組み、床組み、階段、開口部などの木造建築の構法を理解している。
10週 木材1 木材の種類・性質について説明することが出来る。
11週 木材2 木材の種類・性質について説明することが出来る。
12週 開口 引違戸と扉の取り付けを理解している。
13週 屋根・外壁 屋根の吹き方がわかる。
壁の仕上げがわかる。
14週 内部仕上げ 様式と和式の違いがわかる。
15週 期末試験 理解の確認
16週 2×4 木造枠組み壁構法について説明できる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造建築構造の成り立ちを説明できる。2
建築構造(W造、RC造、S造、SRC造など)の分類ができる。2
建築物に働く力について説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力800000080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000