グラフィックデザイン

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 グラフィックデザイン
科目番号 0004 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築デザインコース 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 坂口 大洋,伊師 華江,相模 誓雄,白鳥 大樹

到達目標

・様々なフライヤーやプレゼンボードなどのグラフィックの構成手法やデザインの趣旨を分析することができる
・見やすいマップやプレゼンボードなどのグラフィックを作成できる
・パソコンソフトの代表的なグラフィックツールが使える

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1グラフィックを分析できるグラフィックの趣旨が理解できるグラフィックの趣旨が理解できない
評価項目2見やすいグラフィックが作成できるグラフィックが作成できるグラフィックが作成できない
評価項目3イラストレーターでグラフィックデザインができるイラストレーターの基本操作ができるイラストレーターが使用できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2. 建築デザイン技術を支える建築計画、建築設計、建築環境、建築構造等の未来の都市・建築を生み出すために必要とされる基本的な知識を習得させる。

教育方法等

概要:
チラシやポスターなど身の回りには様々なグラフィックがある。これらのグラフィックには目的があり、目的に従った効果的なデザインがなされている。建築分野においても、設計案を発表する際のプレゼンボードなど、企業や機関において様々なグラフィックスがつくられている。本科目では、既存のグラフィックの分析を通じて、効果的なグラフィックデザインについて考える。また、上記の知識を用いてグラフィックを作成する課題に取り組む。このため、パソコンソフトの代表的なグラフィックツール・イラストレーターの基本操作を学ぶ。
授業の進め方・方法:
授業は演習・実習を交えて行う。グラフィック分析は、グループワークを取り入れ、効率的な情報収集及び学び合いによる知識の定着を図る。実用的にイラストレーターを使えるようにするため、第一に課題に対応したツールの習得を目指す。グラフィックの観点から見て十分に満足できる建築設計のプレゼンボードの作成を行う。
予習:次の授業が演習の時はグラフィックをスタディーしてくること 復習:演習で教員から受けたアドバイスを検討すること。実習等で習ったスキルを反復練習すること
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
授業計画を把握できる
2週 フライヤーレイアウトの基礎 基本的なシネマフライヤーのレイアウト要素が言える
3週 フライヤーレイアウトの分析
グループワーク
フライヤーの意図がわかる
4週 レクチャー:ゲストスピーカー
レイアウトデザインについて
フライヤーのデザインにおけるレイアウトの重要性が理解できる
5週 イラストレーターの基本操作と実践制作 基本操作ができる
6週 レクチャー:伊師
人間の知覚に基づく画面デザインなどについて
人間の知覚に基づく画面デザインが理解できる
7週 校外実習:坂口
せんだいメディアテーク
A4レポート
8週 手書きの表現について
手書きによる図面表現の例
手書きによる図面表現の意図が理解できる
4thQ
9週 手書き地図について
グループワーク
手書き地図の意図が理解できる
10週 レクチャー:相模
町並みの表現手法、グループワーク
町並みを表現できる
11週 手書き地図の作成①
地図制作グループワーク
手書き地図が作成できる
12週 手書き地図の作成②
地図制作グループワーク
手書き地図が作成できる
13週 手書き地図の作成③
発表
作成した地図を発表できる
14週 プレゼンボードについて
プレゼンボードのレイアウトの基本
プレゼンボードのレイアウトの基本がわかる
15週 プレゼンボードレイアウトの自己評価 プレゼンボードの自己評価レポート作成できる
16週 予備日

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。2
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合502500250100
基礎的能力0000000
専門的能力502500250100
分野横断的能力0000000