建築デザイン演習A

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 建築デザイン演習A
科目番号 0010 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建築デザインコース 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 特になし。適宜参考文献・資料を紹介する。
担当教員 小林 仁,坂口 大洋,塚田 由佳里

到達目標

・テーマに相応しい情報を収集できる。
・収集・整理した情報を視覚的に表現できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1テーマに応じた情報を収集し、情報を整理し、分析・考察できる。テーマに応じた情報を収集し、情報を整理できる。テーマに応じた情報を収集し、情報を整理できない。
評価項目2調べたことや考えたことを適切な図を用いて表現できる調べたことや考えたことを図を用いて表現できる調べたことや考えたことを図を用いて表現できない
評価項目3調べたことや考えたことを、人にわかりやすく説明できる調べたことや考えたことを説明できる調べたことや考えたことを説明できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
設計コンペでは、考えた作品の魅力を図や言葉で表現して相手に伝えることが重要である。
本科目では、調べたことや考えたこと、アイディアを図やスケッチで表現するとともに、人に伝える技術の向上を目指す。
授業の進め方・方法:
注意点:
スケジュールを確認して作業を進めること。授業外の時間も利用して取り組むこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
①建築家と作品を調べてみよう
授業のねらい、スケジュール、評価について確認する。
課題を確認する。
2週 ①建築家と作品を調べてみよう 建築雑誌、図書、インターネットを利用して調べる。
3週 ①建築家と作品を調べてみよう プレゼンボードを作成する。
4週 ①建築家と作品を調べてみよう プレゼンボードをもとに建築家と作品の魅力を伝える。
5週 ②身の回りのデザインを考えてみよう 身の回りのモノ(家具、プロダクト、遊具など)について調べる。
6週 ②身の回りのデザインを考えてみよう 身の回りのモノ(家具、プロダクト、遊具など)について考察する。
7週 ②身の回りのデザインを考えてみよう プレゼンボードを作成する
8週 ②身の回りのデザインを考えてみよう 調べたことや考えたことを
プレゼンテーションする
2ndQ
9週 ③大規模建築・都市開発プロジェクトを調べてみよう 建築雑誌、図書、インターネットを利用して調べる。
10週 ③大規模建築・都市開発プロジェクトを調べてみよう 建築雑誌、図書、インターネットを利用して調べる。
11週 ③大規模建築・都市開発プロジェクトを調べてみよう プレゼンボードを作成する。
12週 ③大規模建築・都市開発プロジェクトを調べてみよう プレゼンボードをもとに建築家と作品の魅力を伝える。
13週 ④エレメントやディティールを調べてみよう 建築作品のエレメント(屋根や窓)やディティールを調べる。
14週 ④エレメントやディティールを調べてみよう 建築作品のエレメント(屋根や窓)やディティールを調べる。
15週 ④エレメントやディティールを調べてみよう プレゼンボードを作成する。
16週 ④エレメントやディティールを調べてみよう 調べたことや考えたことを
プレゼンテーションする。
後期
3rdQ
1週 ガイダンス
①住宅のショードローイング
建築雑誌、図書、インターネットを利用して住宅作品について調べる。
2週 ①住宅のショードローイング 建築雑誌、図書、インターネットを利用して住宅作品について調べる。
3週 ①住宅のショードローイング プレゼンボードを作成する。
4週 ①住宅のショードローイング プレゼンボードをもとに、建築家と作品の魅力を伝える。
5週 ②アクティビティを表現する 建築空間で生まれるアクティビティについて考え、話し合う。
6週 ②アクティビティを表現する 建築空間で生まれるアクティビティを可視化する。
7週 ②アクティビティを表現する プレゼンボードを作成する。
8週 ②アクティビティを表現する 調べたことや考えたことを
プレゼンテーションする。
4thQ
9週 ③ピクトグラムをデザインしてみよう 現状のサイン・ピクトグラムについて調べる。
10週 ③ピクトグラムをデザインしてみよう サイン・ピクトグラムの製作
11週 ③ピクトグラムをデザインしてみよう プレゼンテーションする
12週 ④建築マップをつくろう 特定エリアにおける建築・まちなみを調べる。
13週 ④建築マップをつくろう 特定エリアにおける建築・まちなみを調べる。
14週 ④建築マップをつくろう リーフレットを作成する。
15週 ④建築マップをつくろう リーフレットをもとにプレゼンテーションする。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて計画ができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。3
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。3
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。3
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。3
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。3
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。3
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。3
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。3
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。3
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。3
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。3
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。3
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。3
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。3
企業には社会的責任があることを認識している。3
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。3
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。3
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。3
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。3
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。3
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。3
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。3
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。3
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000