プロジェクト実習Ⅱ

科目基礎情報

学校 仙台高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 プロジェクト実習Ⅱ
科目番号 0041 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築デザインコース 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし
担当教員 小林 仁,坂口 大洋,伊師 華江,宮﨑 義久

到達目標

少人数のグループを形成し,提示された課題に沿った具体的なプロジェクトの企画・立案を通して,建築デザインのリサーチ・プレゼンに関する基礎を習得する。
最終的には,プロジェクトのマネジメントの重要性とプロジェクトを進めるための技能を養うことを目的とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自ら課題を発見し,適正なプロジェクトの企画・立案とマネジメントを行うことができる。与えられた課題に準拠して,プロジェクトの企画・立案とマネジメントを行うことができる。与えられた課題に準拠した,プロジェクトの企画・立案とマネジメントができていない。
評価項目2情報リテラシーを正しく理解することができている。情報リテラシーがある程度理解できている。情報リテラシーの理解が不足している。
評価項目3相手に分かりやすく伝えるプレゼンテーションを行うことができる。内容が伝わるプレゼンテーションを行うことができる。相手に伝わりやすいプレゼンテーションができてない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
本授業では,共通課題をはじめとしたプロジェクトの企画・立案とそのマネジメントについて学習する。
授業では,複数の課題に取り組み,基礎的な知識を得たうえで,高専デザインコンペティション(高専デザコン)への参加を目指す。
高専デザコンは,様々な部門(空間・構造・創造)にわかれて,建築のデザイン案について広く公募するものであり,それぞれのテーマや課題に沿ったかたちで,企画・立案や模型等の設計などを行う。
各課題やコンペなどを通して,建築デザインに関わるプロジェクトを進めるための技能を養う。
授業の進め方・方法:
1) 授業全体は基本的にオンライン(Teams)で行う。
2) 科目ごと(プロジェクト実習Ⅰ及びⅡ)別々の課題と共通課題がある。
3) 共通課題は、AD2年生とAD5年生によって構成されたグループによるオンラインのグループワークを予定しています。オンラインのグループワーク等については別途説明する。
4) 課題のプレゼンテーションなどは、AD2年及びAD5年両方で共有する。
【予習】毎回の授業前までに,授業で行う内容と意義を考えて整理しておくこと。
【復習】毎回の授業後に,授業で学んだことを振り返り,今後へ活かす方法を考えること。
注意点:

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス 本授業のねらいや目的を理解することができる。
2週 プロジェクトとは何か プロジェクトおよびそのマネジメントの基礎が何かを理解することができる。
3週 課題1 プロジェクトスタディ(個人課題) 大規模プロジェクトのケーススタディを行うことができる。
4週 ゲストレクチャー① 「復興プロジェクト」 ゲストレクチャーの話を聞き,プロジェクトの内容だけでなく,将来の進路探究につなげることができる。
5週 課題1 プロジェクトスタディのプレゼンテーション(2年生) プロジェクトスタディの成果について,分かりやすく伝えることができる。
6週 課題1 プロジェクトスタディのプレゼンテーション(5年生) プロジェクトスタディの成果について,分かりやすく伝えることができる。
7週 ゲストレクチャー② 「建築設計におけるプロジェクトの現場」 ゲストレクチャーの話を聞き,プロジェクトの内容だけでなく,将来の進路探究につなげることができる。
8週 課題2 グループワーク(共通課題)のテーマ説明・グループ分け 教員が提示する課題について理解し,自らの希望するものを選択することができる。
2ndQ
9週 課題2 オンライングループワーク① 共通課題に取り組み,プロジェクトマネジメントの基礎的な知識を活用することができる。
10週 課題2 オンライングループワーク② 共通課題に取り組み,プロジェクトマネジメントの基礎的な知識を活用することができる。
11週 課題2 オンライングループワーク③ 共通課題に取り組み,プロジェクトマネジメントの基礎的な知識を活用することができる。
12週 デザコン中間発表(5年生) デザコンの課題について,進捗情報を分かりやすく伝えることができる。
13週 ゲストレクチャー③ 「未定」 ゲストレクチャーの話を聞き,プロジェクトの内容だけでなく,将来の進路探究につなげることができる。
14週 課題2 プレゼンテーション(全体) 共通課題について,各グループで参加者に伝わるプレゼンテーションを行うことができる。
15週 振り返り 授業全体をとおして,学習内容を振り返り,プロジェクトの進め方などについて改めて考えることができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00030700100
基礎的能力000300030
専門的能力000070070
分野横断的能力0000000