芸術Ⅰ(美術)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 芸術Ⅰ(美術)
科目番号 0004 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『美術1』 光村図書
担当教員 小林 貢,細川 要

到達目標

1.デッサンや油彩画制作に意欲的に取り組んで描く楽しさを味わい,美的関心を高めることができるようになること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1デッサンや油絵制作に意欲的に取り組んで描く楽しさを味わい,美的関心を十分に高めることができる。デッサンや油絵制作に意欲的に取り組んで描く楽しさを味わい,美的関心をある程度高めることができる。デッサンや油絵制作に意欲的に取り組めず、描く楽しさを味わい,美的関心を高めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
描画の基礎技法や知識と鑑賞の学習を通して,表現する喜びを知り,美的感性を育む。
授業の進め方・方法:
個人、全体と学習する内容に合わせた形態で行う。必要に応じて、適宜、課題、小レポートを課す。
表現活動においては、授業目標達成のため,でき得る限り個別指導に重点を置く。
注意点:
合格点は50点以上とする。
作品を60%、ノート提出等を40%として、評価する。
特に作品の未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。
(授業を受ける前)用具の準備・取り扱い・片付けと保管を確実に行い,授業に臨むこと。
(授業を受けた後)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
授業の進め方と評価の仕方について理解する。
2週 1 素描「立体を描く」     (1)明暗法         (鉛筆、スケッチブック) 立体を明暗で表現することが理解できる。
3週 (2)鉛筆デッサン      (鉛筆、スケッチブック)          器物の材質感を表現することができる。
4週 2 日本美術史       (1)奈良・平安の美術 時代背景を理解し、美術作品を多面的に鑑賞することができる。
5週 (2)鎌倉・室町の美術 時代背景を理解し、美術作品を多面的に鑑賞することができる。
6週 (3)江戸・明治の美術      (4)確認テスト 時代背景を理解し、美術作品を多面的に鑑賞することができる。
7週 3 作品鑑賞 優れた美術作品の魅力を感じとることができる。
8週 4 油彩「自画像」      (1)表現の構想とデッサン (鏡、スケッチブック) 各自が自身の心情を構想し、デッサンができる。
4thQ
9週 (2)油絵具着彩      (F6キャンバス)
構想、デッサンをもとに油彩画を描ける。
10週 (2)油絵具着彩      (F6キャンバス)
構想、デッサンをもとに油彩画を描ける。
11週 (2)油絵具着彩      (F6キャンバス)
構想、デッサンをもとに油彩画を描ける。
12週 (2)油絵具着彩      (F6キャンバス)
構想、デッサンをもとに油彩画を描ける。
13週 (2)油絵具着彩      (F6キャンバス)
構想、デッサンをもとに油彩画を描ける。
14週 (2)油絵具着彩      (F6キャンバス)
構想、デッサンをもとに油彩画を描ける。
15週 (3)鑑賞,合評会 完成した自他の作品を鑑賞し合うことができる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。2
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。2
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。2
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。2
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。2
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。2
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている2
法令やルールを遵守した行動をとれる。2
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。2
自身の将来のありたい姿(キャリアデザイン)を明確化できる。2
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。2
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。2
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。2
企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。2
企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を上げることができる。2
企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。2
企業には社会的責任があることを認識している。2
企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。2
調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。2
企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。2
社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。2
技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。2
技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。2
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。2
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。2
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2

評価割合

作品ノート提出相互評価態度合計
総合評価割合50301010100
基礎的能力2010101050
専門的能力30150045
分野横断的能力05005