現代の社会Ⅱ(2M)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 現代の社会Ⅱ(2M)
科目番号 0015 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『政治・経済』東京書籍 / 補助教科書:『政治・経済資料集 2022年版』清水書院 / その他:自製配布プリント
担当教員 長井 栄二

到達目標

1.国際経済の基本的なしくみがわかる。
2.現代日本社会の成り立ちと現状がわかる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国際経済の現状を、具体的に説明できる。国際経済の概要を説明できる。国際経済の概要を説明できない。
評価項目2現在の日本社会の現状と課題を、具体的に説明できる。現在の日本社会の概要を説明できる。現在の日本社会の概要を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

(A)人類の幸福 A-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日本および世界における現代社会の諸問題について多様な観点から学ぶことにより、現代世界において自ら考え主体的
に生きていくために必要な基礎能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
授業形式。授業中には板書を書き写すだけでなく、口頭説明のメモをとること。
必要に応じて適宜、小テストないしレポート課題を実施する。試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことが
ある。
注意点:
合格点は50点である。前期総合成績は、中間・期末の試験結果を70%、小テストないしレポートを15%、授業態度を15%で評価する。
授業を受ける前:日常的にテレビや新聞などのメディアで、日々のニュースに触れておくこと。
授業を受けた後:授業中に出てきた分からない漢字・語句や地名を、指示されなくとも自らすすんで、辞書や地図で調べて確認しておくこと。この実直な作業は、後に本当の実力として大いに身になるものである。
なおこの科目は、「現代の社会Ⅰ」の内容を理解していることを前提とする。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス 授業の進め方と評価の仕方について説明する。
2週 国際経済の捉え方 基本的な経済指標を学ぶ。
3週 国際経済のあゆみ① 現代国際経済の成り立ちについて学ぶ。
4週 国際経済のあゆみ② 現代国際経済の特徴について学ぶ。
5週 戦後日本のあゆみ① 現在の日本の社会経済の成り立ちについて学ぶ。
6週 戦後日本のあゆみ② 現在の日本の社会経済の成り立ちについて学ぶ。
7週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
8週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答
2ndQ
9週 戦後日本のあゆみ③ 現在の日本の社会経済の成り立ちについて学ぶ。
10週 現代社会の諸問題① 内外の社会が現在直面している主要課題について学ぶ。
11週 日本社会の現状① 現代日本の統治のあり方について学ぶ。
12週 日本社会の現状② 現代日本の産業・労働について学ぶ。
13週 日本社会の現状③ 現代日本社会の特徴について学ぶ。
14週 現代社会の諸問題② 内外の社会が現在直面している主要課題について学ぶ。
15週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
16週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答、および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。1前2,前3,前4,前8,前9,前10,前14,前15,前16
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。2前10,前14,前15,前16
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
公民的分野自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。2前10,前14,前15,前16
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2前10,前14,前15,前16
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2前10,前14,前15,前16
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。2前10,前14,前15,前16
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。2前7,前8,前10,前14,前15,前16
事実をもとに論理や考察を展開できる。2前7,前8,前10,前14,前15,前16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
目標の実現に向けて計画ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
法令やルールを遵守した行動をとれる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16

評価割合

到達度試験小テストないしレポート授業態度合計
総合評価割合701515100
基礎的能力701515100
専門的能力0000
分野横断的能力0000