英語Ⅴ(4C)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 英語Ⅴ(4C)
科目番号 0020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Pros and Cons(Cengage Learning). 副教材としてCROWN PLUS (三省堂)、英検の過去問題、大学入試過去問題、自作のプリントを使用する。
担当教員 杉浦 克哉

到達目標

1. 自分の考えを50語から100語程度の英語で的確かつ論理的に表現することができる。
2. 自分の考えを英語で口頭により伝え、他の学生にそれを理解させる努力ができる。
3. 文法や語法上のミスが無いだけでなく、説得力があり独創的な英文を作ることができる。
4. 身近なことを平易な表現を用いてすぐに表現できる。
5. TOEIC400点以上のスコアを取るために必要な語彙力、読解力、リスニング力、文法知識を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分の考えを50語から100語程度の英語で的確かつ論理的に、流暢な英語で表現することができる。1回発表しただけで聞き手が内容を理解できる。自分の考えを50語から100語程度の英語で的確かつ論理的に表現することができる。それを発表した時、2回から3回同じ内容を話せば聞き手が理解できる。自分の考えを50語未満であれば英語で表すことができる。
評価項目2自分の考えを英語で口頭により伝える際、聞き手が理解しているかどうかを確かめながら話すことができる。聞き手にとって理解が難しい箇所は、繰り返し言ったり、別の言葉で言い換えたりして、聞き手に理解させる努力ができる。自分の考えを英語で口頭により伝える際、聞き手が理解しているかどうかを確かめながら話すことができる。自分の考えを英語で口頭により伝える際、声が小さく、そして読めない語があるために時々詰まってしまう。聞き手に十分な配慮をすることなく、単に原稿を読むだけである。
評価項目3文法や語法上のミスが無いだけでなく、説得力があり独創性のある内容の自由英作文を作ることができる。副詞や助動詞が適切に使われ豊富な語彙で英文が表される。文法や語法上のミスが無いだけでなく、説得力があり独創性のある内容の自由英作文を作ることができる。自由英作文を作成する際、文法や語法上のミスが多い。内容に説得力、独創性がない。
評価項目4条件英作文の問題、語彙力を問うクイズを解いたとき全体の9割以上を正解できる。条件英作文の問題、語彙力を問うクイズを解いたとき全体の8割以上を正解できる。条件英作文の問題、語彙力を問うクイズを解いたとき正解率が全体の8割未満である。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業の目標は学生が自分の考えを英語で的確にそして論理的に表現し、それを他の学生に的確に伝える技術を習得することである。自分の考えを英語で口頭により伝える際、聞き手が理解しているかどうかを確かめながら話すことができ、そして聞き手にとって理解が難しい箇所は、繰り返し言ったり、別の言葉で言い換えたりして、聞き手に理解させられるようにする。授業では、与えられたテーマに対し自分の考えを50語から100語程度で述べる自由英作文を作成し、それを学生の前で発表する活動を多く行う。前期に引き続き自由英作文では、文法や語法上のミスが無いだけでなく、説得力があり独創的な英文を書けるようにする。後期からは、発表内容に対して学生が質問をしたり意見・感想を述べたりする活動を増やす。1度の発表で他の学生から質問、意見、感想が出たら、それは聴者が発表内容を理解していることを意味する。前期と同様、読解、リスニング、会話を行う。また条件英作文も行う。学生が英語に触れる機会を増やすために、授業の大部分は英語で行われる。文法の説明や読解は日本語で行うことがある。また、学生は原則として英語で話さなければならない。
授業の進め方・方法:
発音練習、クイズ(小テスト)、口頭発表、条件英作文、[リスニング、読解、自由英作文、英会話]、語彙力を増やすための読解を行う。授業の流れは前期科目の英語IVと同じであるが、後期の英語Vでは条件英作文を減らし、英会話を増やす。[ ]で囲まれた部分は教科書Pros and Consを用いて行う。授業2回で1つのUnitを終えることを目安とするが、進み方は変わる場合がある。条件英作文はCROWN PLUSを用いる。語彙力を増やすための読解は英検の過去問題と大学入試過去問題、及びTOEICの問題を用いる。その他の活動は自作のプリントにより行う。口頭発表については、予めテーマ・問題を与えるので、自分の考えを50語から100語程度の英語で用意しそれを発表する。文法や語法上のミスが無いだけでなく、説得力があり独創的な英文を書くことに努めなければならない。また聞き手に聞こえるように、そして伝わるように話さなければならない。学生が復習しやすいように音声のみの動画を活用することがある。グループ活動を行う場合、学生による相互評価を行うことがある。授業では発展的な内容を扱うことがある。クイズや定期試験では応用問題を出す場合がある。授業の進め方は変更される場合がある。
予習として発表原稿の作成、発音練習、クイズ対策、口頭発表の練習、条件英作文・自由英作文の作成、教科書の理解をしてくること。不明な語句は必ず全て辞書で調べ教科書やノート等にメモすること。復習として重要事項の暗記や聞き取りの練習をすること。必要に応じて音声のみの動画を視聴し授業内容を確かめること。
注意点:
眠り続けている学生へは単位を出さない場合がある。提出物や小レポート・エッセイの作成において剽窃や盗用があった場合、単位を出さない場合がある。
[評価方法]合格点は60点である。中間試験、期末試験以外にクイズ(小テスト)、レポート(提出物)、口頭発表も評価に加わる。小テストとしてリスニングの試験も行う。グループ活動を行う場合、学生による相互評価を行うことがあるがこれも評価に加わる。定期試験では試験に出る問題は原則として事前に伝えられないが、数問程度ならば事前に告知される場合がある。また、以下に示す評価割合は変更する場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業の進め方と評価の仕方を説明する。
発音練習、クイズ(小テスト)、口頭発表、条件英作文、[リスニング、読解、自由英作文、英会話]、語彙力を増やすための読解 ([ ]の部分はその日の授業で進められるところまで行い、次回の授業でその続きを行う。第2回目以降の授業は定期試験、試験返却を除き、全てこれと同じなので以下では省略。)、unit 8
上記の「到達目標」「評価(ルーブリック)」に従う。第2回目以降の授業は全てこれと同じなので以下では省略。
2週 unit 8
3週 unit 9
4週 unit 9
5週 unit 10
6週 unit 10
7週 到達度試験(前期中間)
8週 試験の解説、unit 11
4thQ
9週 unit 11
10週 unit 12
11週 unit 12
12週 unit 13
13週 unit 13
14週 unit 14
15週 unit 14
16週 到達度試験(前期期末)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テスト発表レポートその他合計
総合評価割合50205520100
基礎的能力3020552080
専門的能力000000
分野横断的能力20000020