英語ⅡB(2M)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 英語ⅡB(2M)
科目番号 0027 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 be English Expression I Advanced いいずな書店be English Expression II いいずな書店be English Expression I Advanced Workbook いいずな書店be English Expression II Workbook いいずな書店
担当教員 黒木 暁人

到達目標

1. 教科書で扱った文法事項の使い方を理解し、ライティングやスピーキングに運用できる。
2. 教科書で扱った会話表現の使い方を理解し、実際の会話で使用することができる。
3. 日英後の音の違いについて理解し、聞き分けでき、発音を区別することができる。
4. 教科書で扱った文法事項を用い、80語~100語程度の英作文ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1教科書で扱った文法事項の使い方を理解し、ライティングやスピーキングに運用できる。教科書で扱った文法事項の使い方を理解し、辞書や文法書を参照すれば、ライティングやスピーキングに運用できる。教科書で扱った文法事項の使い方が理解できない。
評価項目2教科書で扱った会話表現の使い方を理解し、実際の会話で使用することができる。教科書で扱った会話表現の使い方を理解し、実際の会話で使用することができる。教科書で扱った会話表現の使い方を理解することができない。
評価項目3日英後の子音の違いと母音の違いについて理解し、聞き分けでき、発音を区別することができる。日英後の子音の違いについて理解し、聞き分けでき、発音を区別することができる。日英後の発音の違いについて理解することができない。
評価項目4教科書で扱った文法事項を用いて、与えられたテーマについて、自力で80語~100語の英文が書ける教科書で扱った文法事項を用いて、与えられたテーマについて、辞書や文法書を参照すれば80語~100語の英文が書ける与えられたテーマについて、80語~100語の英文が書けない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この授業では、中学校で既習の文法事項や構文を定着させるとともに、高等学校学習指導要領に示されているレベルの文法事項や構文を新たに習得することを目標としている。
また、ここで扱う文法事項や構文を用いたさまざまな言語活動を通じ、総合的な英語力の育成を目指す。
より具体的な目標は次の2点である。
 (1) 英検準2級一次試験合格レベルの文法知識とリスニング能力の習得
 (2) 英検準2級二次試験の英語での応答のための基礎の確立
授業の進め方・方法:
毎回の授業は基本的に次の流れで進めていく(学生の理解度等により、授業内容や進度を変更する場合もある)。
 (1) 小テスト(10分程度)
既習事項や宿題の内容などから出題。授業の内容の定着を図る。
一定の点数に満たなかった場合、再テストの受験、もしくは課題の提出を課す。
 (2) 教科書
1.5回の授業につき、1単元のペースで進めていく。
各単元は次の流れで進める。
    ①導入:会話文を読んで、当該単元で学習する文法事項と会話表現を導入する。また、日本語とは違う音の発音練習を行う。
    ②定着:練習問題を通して、当該単元で扱う文法事項の定着を図る。
    ③発展:単元のテーマに沿って、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4技能のトレーニングを行う。

スピーキング練習の際、ペアワークの成果を発表してもらう場合もある。
Workbook は自学自習用として用い、定期的に提出してもらう。
文法書(総合英語 be 3rd Edition)も基本的には自学自習用の教材である。教科書よりも詳しい文法の解説が載っているので、一通り目を通してから授業に臨むのが好ましい。また、授業でわからなかった点、取りこぼした点を復習する際にも有用である。

定期試験は基本的には授業で扱った内容から出題するが、さまざまな英文への応用力を問う問題を出題する場合もある。
注意点:
50以上を合格点とする。それぞれの定期試験結果60%、授業態度、小テスト、課題の結果を40%で評価する。学年総合評価は前期末と後期末の成績の平均である。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス

Ⅰ Lesson 19
授業の進め方と評価の仕方について説明する
関係詞を使うことができる

2週 Ⅰ Lesson 19 関係詞を使うことができる。
3週 Ⅰ Lesson 20 比較をする表現を使うことができる
4週 Ⅰ Lesson 20
Ⅰ Lesson 21
比較をする表現を使うことができる
5週 Ⅰ Lesson 21 比較をする表現を使うことができる
6週 Ⅰ Lesson 22 仮定法を使うことができる
7週 Ⅰ Lesson 22
Ⅰ Lesson 23
仮定法を使うことができる
8週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する
2ndQ
9週 試験の解説と解答

Ⅰ Lesson 23
前期中間試験の解説と解答

仮定法を使うことができる
10週 Ⅰ Lesson 24 文をつなぐ表現を使うことができる
11週 Ⅰ Lesson 24
Ⅰ Lesson 25
文をつなぐ表現を使うことができる
12週 Ⅰ Lesson 25 文をつなぐ表現を使うことができる
13週 Ⅱ Lesson 13 比較を用いた英作文ができる
14週 Ⅱ Lesson 13 比較を用いた英作文ができる
15週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 前期期末試験の解説と解答および授業アンケート
後期
3rdQ
1週 Ⅱ Lesson 14 仮定法を用いた英作文ができる
2週 Ⅱ Lesson 14
Ⅱ Lesson 15
仮定法を用いた英作文ができる
複文構造を持つ文を作れる
3週 Ⅱ Lesson 15 複文構造を持つ文を作れる
4週 Ⅱ Lesson 16 知覚動詞を用いて英作文ができる
5週 Ⅱ Lesson 16
Ⅱ Lesson 17
知覚動詞を用いて英作文ができる
認識を表す動詞を用いて英作文ができる
6週 Ⅱ Lesson 17 認識を表す動詞を用いて英作文ができる
7週 Ⅱ Lesson 18 許可・提案等の表現を用いて英作文ができる
8週 到達度試験(後期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
4thQ
9週 試験の解説と解答

Ⅱ Lesson 18
後期中間試験の解説と解答
許可・提案等の表現を用いて英作文ができる
10週 Ⅱ Lesson 19 存在や変化の表現を用いて英作文ができる
11週 Ⅱ Lesson 19
Ⅱ Lesson 20
存在や変化の表現を用いて英作文ができる
「させる」「させる」の表現を用いて英作文ができる
12週 Ⅱ Lesson 20 「させる」「させる」の表現を用いて英作文ができる
13週 Ⅱ Lesson 21 日本語とは違う表現方法を用いて英作文ができる
14週 Ⅱ Lesson 21 日本語とは違う表現方法を用いて英作文ができる
15週 到達度試験(後期期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 後期期末試験の解説と解答および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1
英語運用能力の基礎固め平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1

評価割合

試験小テスト課題態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6020101000100
基礎的能力402010100080
専門的能力0000000
分野横断的能力200000020