国語Ⅱ(2C)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 国語Ⅱ(2C)
科目番号 0038 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『ちくま評論入門』改訂版(筑摩書房) 辞 書:国語辞典(電子辞書も可) 補助教材:『常用漢字ダブルクリア 三訂版』(尚文出版) 新訂三版『カラー版 新国語便覧』(第一学習社) 
担当教員 佐藤 恵利子

到達目標

1.論理的な文章を読み、論理の構成や展開の把握にもとづいて論旨を客観的に理解し、要約し、自分の意見を表すことができる。
2.代表的な文学作品を読み、言葉や表現方法の特徴をふまえて人物・情景などを理解し、人間・社会・自然などについて考えを深めたり広げたりすることができる。
3.現代日本語の運用、語句の意味、常用漢字等の知識について理解を深め、正確かつ豊かに表現することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1論理的な文章をよみ、論旨を客観的に理解し、要約し、自分の意見を表すことができる。論理的な文章をよみ、論旨を客観的に理解し、要約することができる。論理的な文章をよみ、論旨を客観的に理解し、要約することができない。
評価項目2代表的な文学作品をよみ、描写ならびに描写意図などを理解し、その作品の面白さを他者に説明することができる。代表的な文学作品をよみ、描写ならびに描写意図などを理解することができる。代表的な文学作品をよみ、描写ならびに描写意図などを理解することができない。
評価項目3常用漢字等の知識について理解し、正確かつ豊かに表現することができる。常用漢字等の知識について理解し、正確に表現することができる。常用漢字等の知識について理解できず、正確に表現できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
論理的な文章や文学的な文章を読むことを通して、日本語の表現や思考方法を学び、自分の考えを他者に正確に伝えることが出来るようにする。
授業の進め方・方法:
講義形式で行い、適宜、小テストを実施する。定期的にレポートの提出を求める。
注意点:
合格点は50点である。到達度試験(中間)と到達度試験(期末)の成績60%に、ファイル整理・授業態度など平素の成績を10%、漢字小テストの取り組みを30%として加え、評価する。総合評価=(前期末成績+後期末成績)÷2 (講義を受ける前)教科書、副教材、国語辞典(必要に応じて古語辞典)を忘れずに準備し、該当箇所を通読(古文は予習)しておくこと。(講義を受けた後)言葉の意味や読みなどを確認をして基礎知識の定着をはかり、文章の内容について自分の意見や感想を書いてほしい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業のガイダンス 授業の進め方と評価の仕方について説明する。
2週 真実はひとつじゃない 論理的な文章を読んで、要約することができる。
3週 ふたつの誤り 同上
4週 箱の増殖 同上
5週 奇妙な仕事 文学的な文章を読んで、あらすじや感想をまとめることができる。
6週 貨幣と言語 論理的な文章を読んで、要約することができる。
7週 同上 同上
8週 到達度試験(後期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
4thQ
9週 到達度試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答
10週 国家権力とはなにか 論理的な文章を読んで、要約することができる。
11週 文学的な文章を読んで、あらすじや感想をまとめることができる。
12週 同上 同上
13週 空虚な承認ゲーム 論理的な文章を読んで、要約することができる。
14週 同上 同上
15週 到達度試験(後期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 到達度試験の解説と解答 到達度試験(後期末)の解説と解答、および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。1
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。3
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。3
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。3
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。3
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。3
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。3
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。3
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。3
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。3
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。3
法令やルールを遵守した行動をとれる。3
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。3

評価割合

試験小テスト相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合601000030100
基礎的能力601000030100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000