現代の社会Ⅱ(2B)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 現代の社会Ⅱ(2B)
科目番号 0045 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「政治・経済」東京書籍、補助教科書:「政治・経済資料集」清水書院、その他:自製プリントの配布
担当教員 伊藤 寛崇

到達目標

1.戦後日本政治の概要が分かる。
2.戦後の日本および国際経済の概要が分かる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本政治の現状と課題を具体的に説明できる。戦後日本政治の概要を説明できる。戦後日本政治の概要を説明できない。
評価項目2戦後の日本および国際経済の現状と課題を、具体的に説明できる。戦後の日本および国際経済の概要を説明できる。戦後の日本および国際経済の概要を説明できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本および世界における現代社会の諸問題について多様な観点から学ぶことにより、現代世界において自ら考え主体的に生きていくために必要な基礎能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
講義形式。授業中には板書を書き写すだけでなく、口頭説明のメモをとること。
必要に応じて適宜、レポートを課す。試験結果が合格点に達しない場合,再試験を行うことがある。
注意点:
合格点は50点である。前期・後期の成績は、それぞれの中間・期末の試験結果を70%、レポートを15%、授業態度を15%で評価する。学年総合成績=(前期成績+後期成績)/2。
授業を受ける前:日常的にテレビや新聞などのメディアで、日々のニュースに触れておくこと。
授業を受けた後:授業中に出てきた分からない漢字や語句、地名を、指示されなくとも自らすすんで、辞書や地図で調べて確認しておくこと。この実直な作業は、後に本当の実力として大いに身になるものである。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス 授業の進め方と評価の仕方について説明する。
2週 現代思想の源流 現代思想の沿革について学ぶ。
3週 戦後日本政治の歩み 戦後政治史の概要を学ぶ。
4週 日本政治の現状① 政治機構の現状について学ぶ。
5週 日本政治の現状② 政党と世論について学ぶ。
6週 日本政治の現状③ 労働問題と社会保障制度について学ぶ。
7週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
8週 試験の解説と解答 到達度試験(前期中間)の解説と解答
2ndQ
9週 戦後日本経済のあゆみ 戦後復興からバブル期までの経済について学ぶ。
10週 日本経済の現状 バブル期以降の経済について学ぶ。
11週 日本経済の課題 公害問題・食糧問題・消費者問題について学ぶ。
12週 国際経済のしくみ① 貿易と国際分業の基本原理を学ぶ。
13週 国際経済のしくみ② 外国為替と国際収支について学ぶ。
14週 国際経済の現状 経済のグローバル化について学ぶ。
15週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
16週 試験の解説と解答 到達度試験(前期末)の解説と解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会公民的分野人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。1
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。2
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。1

評価割合

到達度試験小テストないしノートレポート授業態度口頭発表その他合計
総合評価割合705101500100
知識の基本的な理解505000055
思考・表現2001000030
態度(人間力)000150015
0000000