科学技術史Ⅰ(3C)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2019
授業科目 科学技術史Ⅰ(3C)
科目番号 0060 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:『科学史年表』小山慶太著 中央公論新社、その他:自製プリントの配布
担当教員 伊藤 寛崇

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然科学誕生の歴史的前提を具体的に説明できる。 自然科学誕生の歴史的前提を概略説明できる。自然科学誕生の歴史的前提を説明できない。
評価項目2物理学を柱にした近代科学の成立過程を具体的に説明できる。物理学を柱にした近代科学の成立過程を概略説明できる。物理学を柱にした近代科学の成立過程を説明できない。
評価項目3産業革命と科学及び技術の関係を具体的に説明できる。産業革命と科学及び技術の関係を概略説明できる。産業革命と科学及び技術の関係を説明できない。
評価項目4近代産業と科学技術の関係を具体的に説明できる。近代産業と科学技術の関係を概略説明できる。近代産業と科学技術の関係を説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 科学・技術の歴史について基本的な知識を身につけると共に、現代社会において大きな役割を担っている「科学技術」( Science Based Technology )の諸特徴について、歴史学的手法による学習を通して、読み解く能力を修得する。
授業の進め方・方法:
 講義形式で行う。必要に応じて適宜課題レポートの提出および課題のプレゼンテーションを求める。
注意点:
 授業中はパワーポイントや板書の内容を書き取るだけでなく、口頭による説明についても各自メモを取る習慣を身に付ける必要がある。授業内容を深く理解するために、参考文献やインターネット等の複数メディアを活用し、資料収集し学ぶ方法(スキル)を身に付けるよう心がけること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス 授業の進め方と評価の仕方について説明する。
2週 1 自然科学の誕生
 (1) 自然科学誕生前史
自然科学誕生の歴史的前提がわかる。
3週  (2) 17世紀の歩み 物理学を柱にした近代科学の成立過程がわかる。
4週     同上     同上
5週     同上     同上
6週   (3) 18世紀の歩み 産業革命と科学及び技術の関係がわかる。
7週     同上     同上
8週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答
10週  (4) 19世紀前半の歩み
近代科学の諸領域の成立・展開過程がわかる。
11週     同上     同上
12週 2 科学技術の発展
 (1) 19世紀後半の歩み
近代科学の飛躍過程がわかる。
13週     同上     同上
14週     同上     同上
15週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答、および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学社会地理歴史的分野近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。3
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。3
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。3
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。3
現代社会の考察現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他レポート合計
総合評価割合60100100020100
基礎的能力6000000565
専門的能力00000000
分野横断的能力00000000
思考・推論・創造への適用力00000055
汎用的技能050500515
態度・嗜好性(人間力)050500010
総合的な学習経験と創造的思考力00000055