英語Ⅳ(4M)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英語Ⅳ(4M)
科目番号 0063 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 奥田隆一 (2012)『Writing Points! Basic Grammar for Better Writing』,金星堂,東京. 自作プリント
担当教員 小菅 智也

到達目標

1.英語IIIまでに学習した文法事項を用い、基礎的な英文を作ることができる。
2.英検2級程度の英文の内容を正確に理解し、英語で要約することができる。
3.与えられたテーマについて80~100語程度の英文を作ることができる。
4.作成した英文を口頭で発表することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1自力で既習の文法事項を用い、基礎的な英文を作ることができる。辞書や文法書を用いれば、既習の文法事項を用い、基礎的な英文を作ることができる。教員の補助がなければ、既習の文法事項を用いて基礎的な英文を作ることができない。
評価項目2英検2級程度の英文の内容を正確に理解し、自分の言葉で英語の要約文を作ることができる。英検2級程度の英文の内容を正確に理解し、本文を抜粋すれば英語の要約文を作ることができる。英検2級程度の英文の内容を正確に理解し、本文を抜粋しても正確な英語の要約文を作ることができない。
評価項目3与えられたテーマについての自論を、自力で80~100語程度の英文で表現することができる。辞書や文法書を用いれば、与えられたテーマについての自論を80~100程度の英文で表現できる。教員の補助がなければ、与えられたテーマについての自論を80~100語程度の英文で表現することができない。
評価項目4事前に練習を行えば、80~100語程度の英文を、正しい発音、イントネーション、区切り方で音読することができる。事前の練習に加え、英文に補助となる書き込みを加えておけば、正しい発音、イントネーション、区切り方で音読することができる。事前の準備をしても、正しい発音、イントネーション、区切り方で音読することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文読解、英作文、口頭発表の作業を通じ、総合的な英語力の向上を目指す。本講義では特にライティング能力に焦点を当てている。具体的には、特定のテーマに関する英文を要約したうえで、自分の考えを80~100語程度の英文で述べることができることを目標とする。
授業の進め方・方法:
・毎回の授業は基本的に演習形式をとり、下記の流れで行う。
(1)教科書の英文を読み、テーマに関する基礎知識を身につける。
(2)教科書の練習問題を通じ、既習の文法事項や、本文に出てきた表現を用いた基礎的な英作文能力を身につける。
(3)教科書のテーマに関するパラグラフライティングの作業を通じ、論理的な文章を書くための構成や、談話標識の
使い方等を身につける。
(4)作成した英文の口頭発表を通じ、英文の正しいイントネーションや区切り方を身につける。
・作成した英文は、学生同士で添削してもらう場合もある。
・適宜小テストを行い、授業で扱った内容の定着を図る。
・TOEIC Listening & Reading やTOEIC Writing の演習も適宜取り入れる予定である。
※なお、学生の理解度により、授業内容や進度を変更する場合もある。
注意点:
60点以上を合格点とする。学期末の成績は、定期試験結果50%、作文課題20%、口頭発表・小テスト・授業態度を各10%で評価する。
定期試験は、基本的には上記(1)~(4) で学習した内容を問う問題であるが、これらに関連した応用力を問う問題を出題する場合もある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス

Unit1
授業の進め方と評価の仕方について説明する。
災害時の日本人の気質に関する英文を読み、本文の表現を身につける。
2週 Unit1 災害時の日本人の気質に関する英文を読み、80語程度の英語で持論を述べることができる。
3週 Unit2 紙の書籍に関する英文を読み、本文の表現を身につける。
4週 Unit2
Unit3
紙の書籍に関する英文を読み、80語程度の英語で持論を述べることができる。
裁判員制度に関する英文を読み、本文の表現を身につける。
5週 Unit3
裁判員制度に関する英文を読み、80語程度の英語で持論を述べることができる。
6週 Unit4
スポーツ外交に関する英文を読み、本文の表現を身につける。
7週 Unit4
スポーツ外交に関する英文を読み、80語程度の英語で持論を述べることができる。
8週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する
2ndQ
9週 試験の解説と解答
Unit5
前期中間試験の解説と解答
ロボットの普及に関する英文を読み、本文の表現を身につける。
10週 Unit5 ロボットの普及に関する英文を読み、80語程度の英語で持論を述べることができる。
11週 Unit6 記憶力に関する英文を読み、本文の表現を身につける。
12週 Unit6
Unit7
記憶力に関する英文を読み、80語程度の英語で持論を述べることができる。
現代社会と人々の繋がりに関する英文を読み、本文の表現を身につける。
13週 Unit7 現代社会と人々の繋がりに関する英文を読み、80語程度の英語で持論を述べることができる。
14週 Unit8 サマータイムに関する英文を読み、本文の本文の表現を見につける。
15週 到達度試験(前期期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 前期末試験の解説と解答、および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3

評価割合

試験発表小テスト態度英作文課題その他合計
総合評価割合50101010200100
基礎的能力3010101010070
専門的能力0000000
分野横断的能力2000010030