総合英語Ⅰ(4C)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 総合英語Ⅰ(4C)
科目番号 0072 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 「The Expanding Universe of English」 東京大学出版会, 「(新形式問題対応)TOEIC L&R テスト至高の模試600問」 ヒロ前田他 著 アルク,「Deep Listening Level 3」  日本英語検定協会
担当教員 菅原 隆行

到達目標

1. TOEICスコア500点以上のコミュニケーション力を身につける。
2. リスニング力、シャドーイング力があり、英語速読のスピードが1分間に120語程度である。
3. 4500語程度の単語力と英文法の理解力がある。
4. 英語の長文を正確に読み取ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEICスコアが580点以上である。TOEICスコアが500点程度である。TOEICスコアが400点未満である。
評価項目2リスニング力、シャドーイング力があり、英語速読のスピードが1分間に150語程度以上である。リスニング力、シャドーイング力がある程度あり、英語速読のスピードが1分間に120語程度である。リスニング力、シャドーイング力がなく、英語速読のスピードが1分間に80語未満である。
評価項目3英語の長文を80%以上読み取ることができる。英語の長文を60%程度読み取ることができる。英語の長文を読み取ることができない。

学科の到達目標項目との関係

(D)コミュニケーション能力 D-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
TOEICスコア500点以上のコミュニケーション力を身につけ、英語速読のスピードが1分間に120語程度の能力を持ち、英語の長文を正確に読み取ることができる能力を修得する。
授業の進め方・方法:
演習形式で行い、小テスト(TOEICテスト)も随時実施する。アルク・ネットアカデミーは主に自学自習課題として使用する。
試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことがある。
注意点:
合格点は60点である。 各中間・期末成績は、試験結果60%、TOEICテスト成績等を40%で評価する。
学年総合成績=(到達度試験(前期中間)+到達度試験(前期期末)+到達度試験(後期中間)+到達度試験(学年末)成績)/4

事前に行う準備学習(TOEICスコアが380点程度以上の英語力があることを前提とする)

なお、TOEICスコアが400点未満の学生は、単位取得が困難になるので注意すること。
宿題が多いので計画的に課題を進めること。 宿題をしてこない学生は科目履修を放棄したとみなすので注意すること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業
D-2

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
TOEICリスニングPart I 演習
授業の進め方と評価の仕方について説明する。
TOEICリスニング問題の内容と傾向がわかる。
2週 TOEICリスニングPart II .III 演習 TOEICリスニング問題の内容と傾向がわかる。
3週 Session 18 Edge City① 都市計画論に関する英文を読み、内容を理解できる。
4週 Session 18 Edge City② 都市計画論に関する英文を読み、内容を理解できる。
5週 TOEICリスニングPart III 演習 TOEICリスニング問題の内容と傾向がわかる。
6週 Session 18 Edge City③ 都市計画論に関する英文を読み、内容を理解できる。
7週 TOEICリスニングPart Ⅳ 演習 TOEICリスニング問題の内容と傾向がわかる。
8週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 試験の解説と解答
TOEICリーディングPart V 演習
前期中間試験の解説と解答
TOEICリーディング問題の内容と傾向がわかる。
10週 Session 18 Edge City④ 都市計画論に関する英文を読み、内容を理解できる。
11週 TOEICリーディングPart VI ・VII 演習 TOEICリーディング問題の内容と傾向がわかる。
12週 Session 18 Edge City⑤ 都市計画論に関する英文を読み、内容を理解できる。
13週 TOEICリーディングPart VII 演習 TOEICリーディング問題の内容と傾向がわかる。
14週 Session 18 Edge City⑥ 都市計画論に関する英文を読み、内容を理解できる。
15週 到達度試験(前期期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 前期期末試験の解説と解答、および授業アンケート
後期
3rdQ
1週 TOEICリスニングPart I ・ II 演習 TOEICリスニング問題のスピードに対応できる。
2週 Session20 Symmetries① 数学・物理学的対称性に関する英文を読み、内容を理解できる。
3週 TOEICリスニングPart III ・Ⅳ演習 TOEICリスニング問題のスピードに対応できる。
4週 Session20 Symmetries② 数学・物理学的対称性に関する英文を読み、内容を理解できる。
5週 TOEICリスニングPart IV・Ⅴ 演習 TOEICリスニング問題のスピードに対応できる。
6週 Session20 Symmetries③ 数学・物理学的対称性に関する英文を読み、内容を理解できる。
7週 到達度試験(後期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
8週 試験の解説と解答
TOEICリーディングPart VI ・Ⅶ演習
後期中間試験の解説と解答
速読により必要な情報を早く見つけることができる。
4thQ
9週 Session20 Symmetries④ 数学・物理学的対称性に関する英文を読み、内容を理解できる。
10週 Session20 Symmetries⑤ 数学・物理学的対称性に関する英文を読み、内容を理解できる。
11週 Session20 Symmetries⑥ 数学・物理学的対称性に関する英文を読み、内容を理解できる。
12週 TOEICリーディングPart VII 演習 速読により必要な情報を早く見つけることができる。
13週 TOEIC問題総合演習 TOEICスコア500点程度以上のスコアが出せる。
14週 TOEIC問題総合演習 TOEICスコア500点程度以上のスコアが出せる。
15週 到達度試験(学年末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 学年末試験の解説と解答、本授業のまとめ、および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前3,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後9,後10,後11
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。3前3,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後9,後10,後11
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3前3,前4,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後4,後6,後9,後10,後11,後12
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3前3,前4,前6,前9,前10,前11,前12,前13,前14,後2,後4,後6,後9,後10,後11,後12
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3前1,前2,前5,前7,後1,後3,後5
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。3前1,前2,前5,前7,後1,後3,後5
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前11,前13,後8
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。3後1,後3,後5,後8,後13,後14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。3前1,前2,前5,前7,後1,後3,後5
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。3前1,前2,前5,前7,後1,後3,後5,後8
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3前3,前4,前6,前10,前12,前13,前14,後2,後4,後6,後9,後10,後11,後12
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3前3,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後9,後10,後11
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3前3,前4,前6,前10,前12,前14,後2,後4,後6,後9,後10,後11
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3前2,前5,前7,後3,後8,後12
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる3前1,前5,前7,前11,前13,後1,後3,後5,後8,後12,後13,後14
複数の情報を整理・構造化できる。3前2,前5,前7,前11,前13,後8,後12,後13,後14
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。3前2,前5,前11,前13,後8,後12,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000040100
基礎的能力60000040100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000