英語Ⅳ(4E)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語Ⅳ(4E)
科目番号 0084 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Mariko Kawasaki, ect.(2019). Real Writing_ From structured paragraph to complete essay. 南雲堂,東京.
担当教員 ティラビ イビフ

到達目標

1.英語IIIまでに学習した文法事項を用い、基礎的な英文を十分に作ることができる。
2.英検2級程度の英文の内容を正確に理解し、英語で十分に要約することができる。
3.ペアやグループで与えられたテーマについて話し合い、文の構成を十分に考えることができる。
4.与えられたテーマについて80~100語程度の英文を十分に作ることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1自力で既習の文法事項を用い、基 礎的な英文を作ることができる。辞書や文法書を用いれば、既習の 文法事項を用い、基礎的な英文を 作ることができる。教員の補助がなければ、既習の文 法事項を用いて基礎的な英文を作 ることができない。
評価項目2英検2級程度の英文の内容を正確に 理解し、自分の言葉で英語の要約 文を作ることができる。英検2級程度の英文の内容を正確に 理解し、本文を抜粋すれば英語の 要約文を作ることができる。英検2級程度の英文の内容を正確に 理解し、本文を抜粋しても正確な 英語の要約文を作ることができな い。
評価項目3ペアやグループで与えられたテーマについて話し合い、文の構成を十分に考えることができる。ペアやグループで与えられたテーマについて話し合い、文の構成を考えることができる。ペアやグループで与えられたテーマについて話し合い、文の構成を十分に考えることができない。
評価項目4与えられたテーマについての自論 を、自力で80~100語程度の英文 で表現することができる。。辞書や文法書を用いれば、与えら れたテーマについての自論を 80~100程度の英文で表現できる 。教員の補助がなければ、与えられ たテーマについての自論を 80~100語程度の英文で表現する ことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文読解、英文構成、英作文の作業を通じ、総合的な英語力の向上を目指す。本講義では特にライティング能力に焦点
を当てている。具体的には、特定のテーマに関する英文を分析したうえで、自分の考えを80~100語程度の英文で述べ
ることができることを目標とする。
授業の進め方・方法:
毎回の授業は基本的に演習形式をとり、下記の流れで行う。
(1)教科書の英文を読み、テーマに関する基礎知識を身につける。
(2)教科書の練習問題を通じ、既習の文法事項や、本文に出てきた表現を用いた基礎的な英作文能力を身につける。
(3)教科書のテーマに関するパラグラフライティングの作業を通じ、論理的な文章を書くための構成や、接続語の使い方等を身につける。
・作成した英文は、学生同士で添削してもらう場合もある。
・適宜小テストを行い、授業で扱った内容の定着を図る。
※なお、学生の理解度により、授業内容や進度を変更する場合もある。
注意点:
合格点は60点である。定期試験の結果50%,提出課題40%, 小テスト10%の比率で評価する。
期末総合成績=(前期中間成績+前期期末成績)/2
試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことがある。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス         Chapter 1Explanatory Paragraphs         (説明する英文) 授業の進め方及び評価の仕方と評価の仕方について説明する。例文の構造とトピック文を理解できる。
2週 Chapter 1Explanatory Paragraphs           (説明する英文) 大文字の基本的なルールを理解できる。与えられたテーマについて自分の説明する英文を書くことができる。
3週 Chapter 2 Information Paragraphs          (情報を伝える英文) 例文の構造と支持文を理解できる。
4週 Chapter 2 Information Paragraphs          (情報を伝える英文) カンマの基本的なルールを理解できる。与えられたテーマについて自分の情報を伝える英文を書くことができる。
5週 Chapter 3 Opinion Paragraphs          (意見を述べる英文) 例文の構造と結論文を理解し、結論文の練習をすることができる。
6週 Chapter 3 Opinion Paragraphs               (意見を述べる英文) アイデアを支持する理由を紹介する方法を理解し、与えられたテーマについて自分の意見を述べる英文を書くことができる。
7週 Chapter 4 Descriptive Paragraphs           (描写する英文) 人、場所、物を描写できる。支持文にさらに情報を追加できる。
8週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 試験の解説と解答        Chapter 4 Descriptive Paragraphs         (描写する英文) 前期中間試験の解説と解答 与えられたテーマについて自分の描写する英文を書くことができる。
10週 Chapter 5 Comparative Paragraphs          (比較する英文) 異なるものの間の類似点を理解できる。比較するときによく使われる単語の練習をできる。
11週 Chapter 5 Comparative Paragraphs          (比較する英文) 与えられたテーマについて自分の比較する英文を書くことができる。
12週 Chapter 8 Argumentative Paragraphs         (反論する英文) 反論を含む、さまざまな見解を与える方法を理解できる。参照を使用して証拠を提供する方法を理解できる。
13週 Chapter 8 Argumentative Paragraphs         (反論する英文) 与えられたテーマについて自分の反論する英文を書くことができる。
14週 Chapter 11 Process Paragraphs            (過程を述べる英文) 接続詞を効果的に使用して、明確で段階的な英文指示を理解できる。
15週 到達度試験(前期期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 前期期末試験の解説と解答、授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。3
英文資料を、自分の専門分野に関する論文の英文アブストラクトや口頭発表用の資料等の作成にもつながるよう、英文テクニカルライティングにおける基礎的な語彙や表現を使って書くことができる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。3

評価割合

試験宿題小テスト合計合計
総合評価割合504010100
基礎的能力504010100