英語Ⅴ(4E)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語Ⅴ(4E)
科目番号 0085 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書: Gershon, S. ( 2015). Present Yourself 1. Cambridge University Press. 追加資料: 自作プリント ; Ted Talk     
担当教員 ティラビ イビフ

到達目標

1.原稿を見ずに、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができる。
2.毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を聞いて、内容を理解することができる。
3.プレゼンテーションの基本的な構成と基礎的な語彙・表現を身に着けて、身振り手振りやスライド資料などを用い
て発表ができる。
4. 英語で身近なトピックについて自分の意見を述べることができる。
5. グループ発表とポスター発表を行うことができる。        

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安(優)標準的な到達レベルの目安(良)未到達レベルの目安(不可)
評価項目1原稿を全く見ずに、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができる。ところどころ原稿を見れば、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができる。最初から最後まで原稿を見なければ、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表ができない。
評価項目2メモを取りながら、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を理解し、内容に関する質問ができる。メモを取りながら、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を理解することができる。メモを取りながらでも、毎分120語程度の速さで2分程の口頭発表を理解することができない。
評価項目3プレゼンテーションの基本的な構成と基礎的な語彙・表現を身に着けて、身振り手振りやスライド資料などを用いて発表ができる。プレゼンテーションの基本的な構成と基本的な語彙・表現は身に着けているが、身振り手振りやスライド資料は効果的に使うことができない。プレゼンテーションの基本的な構成と基礎的な語彙・表現を身に着けておらず、身振り手振りやスライド資料などを用いた発表も行うことができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英文読解、口頭発表の作業を通じ、総合的な英語力の向上を目指す。本講義では特に、英語プレゼンテーションの技能に焦点を当てている。具体的には、与えられたテーマや自分のことについて、スライド資料等を用いながら、毎分120語程度の速度で、2分程度の口頭発表ができることを目標とする。また、英語IVに引き続き、教科書を用いた英作文演習も行っていく。
授業の進め方・方法:
演習形式で行い、英語プレゼンテーションに必要な技能を身に着ける。基本的な流れは下記の通りである。
(1)目標とする技能に関する教員によるデモンストレーション。
(2)教科書の英文を読み、テーマに関する基礎知識を身につけるとともに、本文で使用されている文法事項を身につける。
(3)本文の内容について、発表の準備を行う。
(4)学生による口頭発表
(5)発表の評価と議論
・英語IVで行った発音の訓練も引き続き行っていく。
なお、授業の進度や内容は、学生の理解度等を見て変更する場合もある。
注意点:
60点を合格点とする。学期末の成績は、英語での口頭発表60%、宿題20%、クラスでのパフォーマンス20%で評価する。
2回のグループ発表、1回のペア発表と、個別のビデオ発表を予定している。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 1. course guidance
2. Introduction of IPA (International Phonetic Alphabet国際音声記号 )
3. unit1 A good friend
1.授業の進め方と評価の仕方について説明する。                  2.国際音声記号を紹介し、発音に焦点を当てる。                3.友達の性格、興味、活動を表現する方法を学ぶ。
2週 1. Introduction of IPA 2. unit1: Online interview with Australian student
友達にインタビューし、アイデアをアウトラインにまとめる。
3週 1. unit 1 A good friend 2. presentation techniques: note cards & eye contact 効果的なノートカードの作成方法とアイコンタクトの使用方法について学ぶ。
4週 1. Group presentation 1 (about the interview) 2. peer feedback 1.unit1で学んだことをグループプレゼンテーションで練習する。         2.グループプレゼンテーションについてピアフィードバックを提供する方法を学ぶ。
5週 1. Unit 2 A favorite place
2. Focusing on language: expressions for describing places
さまざまな場所についてクラスメートと話すことができる。
6週 1. Unit 2 A favorite place
2. presentation techniques: guestures& body language
1.語彙を使用して場所とそこでの活動を説明する                2.効果的なジェスチャーとボディーランゲージを使用して練習する
7週 1. Unit 2 A favorite place
2. preprations for pair presentation
好きな場所についてアイデアをアウトラインにまとめる。
8週 1. pair presentation 2. peer feedback unit 2で学んだことをペアプレゼンテーションで発表する。
4thQ
9週 1. Unit 3 A prized possession 2. Focusing on language : expressions for describing a prized possession 1.所有物が人々にとって重要である理由について話すことができる。            2.所有物の特徴、歴史、および使用法を説明できる。
10週 1. Unit 3 A prized possession 2. Presentation opener and topic statement 所有物についてのオープナーとトピックステートメントを練習する。
11週 1. Unit 3 A prized possession 2. Presentation concluding signal and closer 所有物についてクローザーを練習する。
12週 1. Unit 6 Screen magic
2. Focusing on language: expressions for describing a movie
映画やテレビ番組の特徴を説明する。
13週 1. Unit 6 Screen magic 2. Presentation techniques: sentence stress& phrasing with pauses 映画についてプレゼンテーションテクニックを練習する:文章の強勢と一時停止のあるフレージング
14週 Group poster presentation about movies 映画に関するグループポスター発表を行う。
15週 1. Unit 4 A memorable experience 2. Presentation techniques: using your voice& using stress to emphasize intensifiers 1.経験や感情の表現を練習する。    
2.プレゼンテーションテクニック:自分の声を使う、強調したい部分にストレス(強勢)を置く
16週 1. Unit 4 A memorable experience 2. Making videos about a memorable experience ビデオを作って思い出に残る体験を練習する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。3
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。3
英語運用能力向上のための学習関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。3
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。3

評価割合

発表態度クラスのパフォーマンス宿題合計
総合評価割合006002020100
基礎的能力006002020100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000