総合英語Ⅱ(5M)

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 総合英語Ⅱ(5M)
科目番号 0134 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 一般教科(人文科学系) 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:4
教科書/教材 「Global Concepts:English for International Understanding」 南雲堂 その他:自製プリントの配布
担当教員 黒木 暁人

到達目標

1. 英検2級程度の英語力を身につける。
2. 多様なトピックの英文を分析的に読み,英文読解力を高め,英文の内容(話題)に対して自身の考えを述べることができる。
3. 英文に関する総合的な理解力があり、100 語程度の文章をパラグラフレベルで書くことができる。
4. ことばの背後にある意味(含意)を正しく推測することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1TOEICスコアが450点以上、または英検2級を取得している。TOEICスコアが400点程度、または英検2級程度の英語力がある。TOEICスコアが300点未満、または英検準2級程度の英語力がない。
評価項目2リスニング力、読解力があり、英語速読のスピードが1分間に180語程度以上である。リスニング力、読解力がある程度あり、英語速読のスピードが1分間に150語程度である。リスニング力、読解力がなく、英語速読のスピードが1分間に120語未満である。
評価項目3英文に関する総合的な理解力が十分にあり、英作文ができる。英文に関する総合的な理解力が50%程度あり、英作文がある程度できる。英文に関する総合的な理解力がなく、英作文ができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英検2級程度の英語力を身につけるための基本的な文法事項、語彙等を確認し、本文の音読、和訳を通じて、内容把握・英作文・リスニング等の練習問題を解く。
授業の進め方・方法:
演習(発表)形式で行う。英作文レポートを含め適宜小テストを実施する。アルク・ネットアカデミーは主に自学自習課題として使用する。試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことがある。
注意点:
合格点は60点である。 各中間・期末成績は、試験結果60%、小テスト、レポート、授業態度等を40%で評価する。
学年総合成績=(到達度試験(前期中間)+到達度試験(前期期末)+到達度試験(後期中間)+到達度試験(学年末)成績)/4
なお、TOEICスコアが300点未満、または英検準2級程度の英語力がない学生は単位取得が困難になる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
What the World Needs Now (1)・(2)
授業の進め方と評価の仕方について説明する。世界が今必要としているものについて理解できる。
2週 Young People Making a Difference(1)・(2) 影響を及ばす若者たちについて理解できる。
3週 The Horns of a Dilemma(1)・(2) サイの角のジレンマについての国際問題を理解できる。
4週 Of Nukes and Minefields(1)・(2) 核兵器と地雷原について国連の取り組みについて理解できる。
5週 The World's Hottest Issue(1)・(2) 地球温暖化問題について理解できる。
6週 Smart Roads and Cars(1)・(2) 先進国の交通事情とその問題点について理解できる。
7週 Languages Lost and Found(1)・(2) 失われた言語について学び、同時に英語の世界に及ぼす影響について理解できる。
8週 到達度試験(前期中間)        試験の解説と解答 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
2ndQ
9週 It's about time(1)・(2) 様々な国の文化について理解できる。
10週 Where Would We Be Without It? (1)・(2) 国連の平和維持と国家間の友好関係について理解できる。
11週 Virtually Better(1)・(2) バーチャルな世界がどのような影響を及ぼしているか理解できる。
12週 It's Never Too Late(1)・(2) 謝罪する意味について理解できる。
13週 Good Sports(1)・(2) 日本と世界のスポーツについての取り組み方の違いを理解できる。
14週 Global Concepts1(1)・(2) イスラエル・パレスチナ紛争や植物の絶滅危惧種の問題を通して地球上の問題について理解できる。
15週 Global Concepts2(1)・(2) 人口増加と身分制の問題を通して地球上の問題について理解できる。
16週 到達度試験(前期末)         試験の解説と解答 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。3前1
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。3
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。3
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。3
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。3
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合6010010020100
基礎的能力3050502060
専門的能力305050040
分野横断的能力0000000