到達目標
1.ものづくりと品質管理の関係がわかる
2.ヒストグラムやパレート図の使い方がわかる
3. 品質管理に関する統計的分析手法の活用の仕方がわかる
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | ものづくりと品質管理の関係を具体的に説明できる | ものづくりと品質管理の関係を抽象的に説明できる | ものづくりと品質管理の関係を説明できない |
評価項目2 | ヒストグラムやパレート図が作成でき、そこから重点的対策項目が決定できる | ヒストグラムやパレート図が作成できる | ヒストグラムやパレート図が作成できない |
評価項目3 | 品質管理に関する統計的分析手法をどのような場合に使用するか理解し活用できる | 品質管理に関する統計的分析手法とは何か説明できる | 品質管理に関する統計的分析手法とは何か説明できない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
一般選択科目です。ものづくりと品質管理はどのような関係にあるのか、品質を管理するためにはどのような手法を用いるのかを学習します。さらに、品質管理に必要な統計的手法についても学びます。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。必要に応じて課題の提出を求める。
注意点:
合格点は60点である。
成績は提出された課題の成績で評価する。
[講義を受ける前] Teamsから講義資料をダウンロードし、必要に応じて印刷すること。チームコードは 75q826n である。
[講義を受けた後] 講義ノートを必ず書くこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス |
授業の進め方と評価の仕方について説明する。
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2週 |
ものづくりと品質管理 |
ものづくりにおける品質管理の必要性がわかる。
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3週 |
品質データの表記(1) |
物理量と単位の表記方法がわかる。
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4週 |
品質データの表記(2) |
有効数字がわかる。
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5週 |
データの分布とばらつき(1) |
ヒストグラム、パレート図の作り方や層別の仕方がわかる。
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6週 |
データの分布とばらつき(2) |
代表値、ばらつきの求め方、データの標準化の方法がわかる。
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7週 |
データの分布とばらつき(3) |
誤差、工程能力指数の求め方がわかる。
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8週 |
品質データの推定(1) |
サンプリングの方法、正規分布とt分布の使い分けがわかる。
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4thQ |
9週 |
品質データの推定(2) |
管理図の作り方がわかる。
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10週 |
品質データの検定(1) |
母平均および母平均の差の検定方法がわかる。
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11週 |
品質データの検定(2) |
異常値および母分散の差の検定方法、分散分析がわかる。
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12週 |
実験計画法(1) |
二元配置法の用い方がわかる。
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13週 |
実験計画法(2) |
タグチメソッドの用い方がわかる。
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14週 |
品質管理と法律・規格 |
品質管理に関連する法律や規格がわかる。
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15週 |
講義のまとめと授業アンケート |
上記項目についてまとめる。授業アンケート
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 2 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 2 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
評価割合
| 課題 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |