設計製図Ⅰ

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 設計製図Ⅰ
科目番号 0011 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 前期 必要に応じプリント配布  後期 「渦巻ポンプ・歯車ポンプ・遠心ファン」押田良輝 他 著 オーム社
担当教員 渡部 英昭

到達目標

1.機械工学の最も重要な基礎事項について理解できる.
2.機械の定義について理解できる.
3.器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を理解できる.
4.渦巻ポンプの設計の最終段階までを理解することができる.
5.設計値を元に渦巻ポンプの部品図を作成できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械工学の最も重要な基礎事項を確実に理解し,駆使することができる. 機械工学の基礎事項を理解することができる. 機械工学の基礎事項を理解できない.
評価項目2機械の定義について確実に理解することができる. 機械の定義について理解することができる. 機械の定義について理解することができない.
評価項目3器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を確実に理解できる. 器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を理解できる. 器械,器具,工具,道具の厳密な定義と,具体的特徴を理解できない.
評価項目4渦巻ポンプの設計の最終段階まで確実に理解することができる. 渦巻ポンプの設計の最終段階まで理解することができる. 渦巻ポンプの設計の最終段階まで理解することができない.
評価項目5設計値を元に渦巻ポンプの部品図を正確に効率良く描くことができる. 設計値を元に渦巻ポンプの部品図を描くことができる. 設計値を元に渦巻ポンプの部品図を描くことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
「機械とは何か?」という本質を理解した上で,「ものづくり」に必要となる論理的思考プロセスの基礎を修得する.


授業の進め方・方法:
講義形式であるが「言語力」向上の為,授業中に与える課題に関して教員対学生,あるいは学生相互のディスカッション演習を適宜行う場合がある.定期試験の代わりに授業時間中に抜打ち試験を複数回実施する.試験結果が合格点に達しない場合,再試験を行うことがある.



注意点:
(講義を受ける前)機械工学の基礎を確実に理解しておくこと.

(講義を受けた後)ノート整理等を行い,内容を確実に理解すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
機械工学の基礎Ⅰ
授業の進め方と評価の仕方について説明する.
機械工学の基礎Ⅰについて再確認できる.

2週 機械工学の基礎Ⅱ 機械工学の基礎Ⅱについて再確認できる.
3週 機械工学の基礎Ⅲ 機械工学の基礎Ⅲについて再確認できる.
4週 機械工学の基礎Ⅳ 機械工学の基礎Ⅳについて再確認できる.
5週 機械の定義Ⅰ 機械の定義Ⅰについて確実に理解できる.
6週 機械の定義Ⅱ 機械の定義Ⅱについて確実に理解できる.
7週 機械の定義Ⅲ 機械の定義Ⅲについて確実に理解できる.
8週 器械の定義Ⅰ 器械の定義Ⅰについて確実に理解できる.
2ndQ
9週 器械の定義Ⅱ 器具の定義Ⅱについて確実に理解できる
10週 器械の定義Ⅲ 工具の定義Ⅲについて確実に理解できる
11週 器具の定義Ⅰ 器具の定義Ⅰについて確実に理解できる
12週 器具の定義Ⅱ 器具の定義Ⅱについて確実に理解できる
13週 工具の定義Ⅰ 工具の定義Ⅰについて確実に理解できる
14週 工具の定義Ⅱ 工具の定義Ⅱについて確実に理解できる
15週 渦巻ポンプの設計・製図Ⅰ
(1)スペックについて
スペックが持つ意味を確実に理解できる.
16週 渦巻ポンプの設計・製図Ⅰ
(2)設計計算Ⅰ
各自に与えられたスペックに基づき,簡単な設計計算ができる.
後期
3rdQ
1週 渦巻ポンプの設計・製図Ⅱ
(1) 設計計算Ⅱ①
ポンプの設計に必要な詳細な設計計算ができる.
2週 (2) 設計計算Ⅱ② ポンプの設計に必要な詳細な設計計算ができる.
3週 (3) 設計計算Ⅱ③ ポンプの設計に必要な詳細な設計計算ができる.
4週 (4) 設計計算Ⅱ④ ポンプの設計に必要な詳細な設計計算ができる.
5週 (5) 設計計算Ⅱ⑤ ポンプの設計に必要な詳細な設計計算ができる.
6週 (6) 設計計算Ⅱ⑥ ポンプの設計に必要な詳細な設計計算ができる.
7週 寸法決定時の必要事項① 設計計算で得られた数値を元に,設計値を決定できる.
8週 寸法決定時の必要事項② 設計計算で得られた数値を元に,設計値を決定できる.
4thQ
9週 作図の段取り① 効率よく作図を行うための段取りを修得できる.
10週 作図の段取り② 効率よく作図を行うための段取りを修得できる.
11週 作図の段取り③ 効率よく作図を行うための段取りを修得できる.
12週 作図① 自身で決定した段取りに従い,自身の設計値に基づく図面を効率ようく作成できる.
13週 作図② 自身で決定した段取りに従い,自身の設計値に基づく図面を効率ようく作成できる.
14週 作図③ 自身で決定した段取りに従い,自身の設計値に基づく図面を効率ようく作成できる.
15週 作図④ 自身で決定した段取りに従い,自身の設計値に基づく図面を効率ようく作成できる.
16週 本授業のまとめ 本授業のまとめ、および授業アンケート.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題成果品・実技口頭発表ポートフォリオその他合計
総合評価割合4020202000100
基礎的能力301515100070
専門的能力1055100030
分野横断的能力0000000