機械力学Ⅲ

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械力学Ⅲ
科目番号 0018 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 教科書:「振動工学」藤田勝久 森北書店(4年次購入のものを使用)
担当教員 小林 義和

到達目標

1.運動方程式とエネルギ式の関連を学ぶ。
   2.過渡状態の振動について理解する。
3.様々な機械系と電気系の方程式のアナロジーについて理解する。
   4.様々な任意の外力を受ける系の応用的な解析する。
   5.連続系の近似解法について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1様々な運動方程式とエネルギ式の関連について理解し説明できる。運動方程式とエネルギ式の関連についてわかる。運動方程式とエネルギ式の関連について理解できない。
評価項目2過渡状態の振動について理解し、説明できる。過渡状態の振動についてわかる。過渡状態の振動について理解できない。
評価項目3様々な機械系と電気系の方程式のアナロジーについて理解し、説明できる。機械系と電気系の方程式のアナロジーについてわかる。機械系と電気系の方程式のアナロジーについて理解できない。
評価項目4様々な任意の外力を受ける系の応用的な解析ができる。任意の外力を受ける系の解析ができる。任意の外力を受ける系の解析ができない。
評価項目5連続系の近似解法について十分に理解し、内容を説明できる。連続系の近似解法について理解できる。連続系の近似解法について理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械力学および振動工学の実用的かつ応用的な内容について学習するとともに、5年前期の機械力学Ⅱで扱わなかった内容についてより深く学び、機械力学、振動工学に関する理解をさらに深めることを目的とする。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。定期試験およびレポートを課す。
注意点:
合格点は60点である。年2回の定期試験とレポートで評価する。
  学年総合評価=到達度試験(後期中間)×0.4 +到達度試験(学年末)×0.4 +(課題レポート20点)
 特に、レポートの未提出者は単位取得が困難となる。必ず期限通りに提出すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
エネルギ式
授業ガイダンス
エネルギ式を用いた解析を学ぶ。
2週 エネルギ式 エネルギ式を用いて、運動方程式を導出する。
3週 エネルギ式 エネルギ式を用いて、運動方程式を導出する。
4週 過渡振動 過渡振動の解析法を学ぶ。
5週 過渡振動 過渡振動の解析法を学ぶ。
6週 機械系と電気系のアナロジ 機械系と電気系のアナロジについて理解できる。
7週 機械系と電気系のアナロジ 機械系と電気系のアナロジについて理解できる。
8週 任意の外力による振動 任意の外力による振動を解析できる。
4thQ
9週 任意の外力による振動 任意の外力による振動を解析できる。
10週 連続系の近似解法 連続系の近似解法を説明できる。
11週 連続系の近似解法 連続系の近似解法を説明できる。
12週 連続系の近似解法 連続系の近似解法を説明できる。
13週 さまざまな減衰の取り扱い 摩擦力や速度の2乗に比例する減衰などの解析を学ぶ。
14週 さまざまな減衰の取り扱い 摩擦力や速度の2乗に比例する減衰などの解析を学ぶ。
15週 さまざまな減衰の取り扱い 摩擦力や速度の2乗に比例する減衰などの解析を学ぶ。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験小テストレポート口頭発表ポートフォリオその他合計
総合評価割合80020000100
基礎的能力6002000080
専門的能力200000020
分野横断的能力0000000