IC応用回路演習

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 IC応用回路演習
科目番号 0015 科目区分 専門 / 選択
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 自製プリント配布
担当教員 菅原 英子

到達目標

1. プログラマブルロジックデバイスの概要が理解でき,構造や特徴を説明できる.また,標準的な論理回路設計手法および表現法について説明できる.
2. ハードウェア記述言語を用いて,論理回路およびテストベンチを記述することができる.
3. 論理回路開発ツールを用いて論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.
4. グループワークにより中規模論理回路の開発ができ,その成果を分かりやすく発表できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1PLDの概要,標準的な論理回路設計手法および表現法について具体例を挙げて分かりやすく説明できる.PLDの概要,標準的な論理回路設計手法について説明できる.PLDの概要,標準的な論理回路設計手法について説明できない.
評価項目2ハードウェア記述言語を用いて,任意の論理回路とそのテストベンチが記述できる.ハードウェア記述言語を用いて,課題として与えられた論理回路が記述できる.ハードウェア記述言語を用いた論理回路の記述ができない.
評価項目3開発ツールを用いて,任意の論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.開発ツールを用いて,課題として与えられた論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.開発ツールを用いて,論理回路の設計・検証・FPGA実装ができない.
評価項目4グループの中心となって開発を行い,作品全体を理解し,その機能や有用性を分かりやすく発表できる.担当箇所の機能や動作を理解し,発表をサポートできる.グループの作品について理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
ハードウェア記述言語による論理回路設計とプログラマブルロジックデバイスを用いた回路実装を通じて,標準的な論理回路設計・検証・実装手法を習得することを目標とする.
授業の進め方・方法:
講義形式および演習形式で行う.適宜レポートを課し,グループワークの成果発表会を行う.
注意点:
合格点は60点である.レポート(回路の出来を含む)および発表の内容で評価する.評価割合はレポート80%,発表20%とする.
レポート未提出者は単位取得が困難となるので注意すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
CPLD/FPGA概要
・本授業の内容,目的を理解できる.
・PLDの構造や特徴を理解できる.
2週 論理回路の設計手法 ・標準的な論理回路設計手法と表現方法を理解できる.
・論理回路の機能や動作を状態遷移図,ブロック図,タイミングチャート等で表現できる.
3週 論理回路の設計手法 ・標準的な論理回路設計手法と表現方法を理解できる.
・論理回路の機能や動作を状態遷移図,ブロック図,タイミングチャート等で表現できる.
4週 論理回路の設計手法 ・標準的な論理回路設計手法と表現方法を理解できる.
・論理回路の機能や動作を状態遷移図,ブロック図,タイミングチャート等で表現できる.
5週 HDL基礎(1) 組合せ回路記述 ハードウェア記述言語を用いて代表的な組合せ回路の記述ができる.
6週 HDL基礎(1) 組合せ回路記述 ハードウェア記述言語を用いて代表的な組合せ回路の記述ができる.
7週 HDL基礎(1) 組合せ回路記述 ハードウェア記述言語を用いて代表的な組合せ回路の記述ができる.
8週 HDL基礎(2) 順序回路記述 ハードウェア記述言語を用いて代表的な順序回路の記述ができる.
2ndQ
9週 HDL基礎(2) 順序回路記述 ハードウェア記述言語を用いて代表的な順序回路の記述ができる.
10週 HDL基礎(2) 順序回路記述 ハードウェア記述言語を用いて代表的な順序回路の記述ができる.
11週 HDL基礎(3) 階層記述 ハードウェア記述言語を用いて階層構造の記述ができる.
12週 HDL基礎(3) 階層記述 ハードウェア記述言語を用いて階層構造の記述ができる.
13週 HDL基礎(4) シミュレーション記述 ハードウェア記述言語を用いて論理シミュレーションのためのテストベンチを記述できる.
14週 HDL基礎(4) シミュレーション記述 ハードウェア記述言語を用いて論理シミュレーションのためのテストベンチを記述できる.
15週 まとめと授業アンケート
16週
後期
3rdQ
1週 FPGA実装演習 論理回路開発ツールを用いて論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.
2週 FPGA実装演習 論理回路開発ツールを用いて論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.
3週 FPGA実装演習 論理回路開発ツールを用いて論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.
4週 FPGA実装演習 論理回路開発ツールを用いて論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.
5週 FPGA実装演習 論理回路開発ツールを用いて論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.
6週 FPGA実装演習 論理回路開発ツールを用いて論理回路の設計・検証・FPGA実装ができる.
7週 グループワーク グループで中規模論理回路の設計・検証・実装ができる.
8週 グループワーク グループで中規模論理回路の設計・検証・実装ができる.
4thQ
9週 グループワーク グループで中規模論理回路の設計・検証・実装ができる.
10週 グループワーク グループで中規模論理回路の設計・検証・実装ができる.
11週 グループワーク グループで中規模論理回路の設計・検証・実装ができる.
12週 グループワーク グループで中規模論理回路の設計・検証・実装ができる.
13週 グループワーク グループで中規模論理回路の設計・検証・実装ができる.
14週 成果発表会 グループワークの成果を分かりやすく発表できる.
15週 まとめと授業アンケート
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート発表態度ポートフォリオ成果物その他合計
総合評価割合0502000300100
基礎的能力05020000070
専門的能力0000030030
分野横断的能力00000000