ソフトウェア工学

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 ソフトウェア工学
科目番号 0020 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 「新・明解C言語によるアルゴリズムとデータ構造」柴田望洋著 ソフトバンククリエイティブ、 IPA汎用的教育コンテンツ「パーソナルスキル(ロジカルシンキング)」、 自製テキスト
担当教員 竹下 大樹

到達目標

1.データ構造やアルゴリズムを使ったプログラムを作成できる.
2.ロジカルシンキングのツールを利用することができる.
3.ロジカルシンキングを利用した問題解決について理解できる.
4.ロジカルシンキングを利用したコミュニケーションについて理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1データ構造やアルゴリズムを応用したプログラムを作成できる.データ構造やアルゴリズムを使ったプログラムを作成できる.データ構造やアルゴリズムを使ったプログラムを作成できない.
評価項目2ロジカルシンキングのツールを高度に利用することができる.ロジカルシンキングのツールを利用することができる.ロジカルシンキングのツールを利用することができない.
評価項目3ロジカルシンキングを高度に利用し,説得力ある問題解決手段を提示できる.ロジカルシンキングを利用した問題解決について理解できる.ロジカルシンキングを利用した問題解決について理解できない.
評価項目4ロジカルシンキングを高度に利用し,説得力あるコミュニケーション資料を提示できる.ロジカルシンキングを利用したコミュニケーションについて理解できる.ロジカルシンキングを利用したコミュニケーションについて理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
高品質のソフトウェアを効率よく開発するため,データ構造とアルゴリズムを学習する.また,ロジカルシンキングの概要,基本的な考え方,各種ツールについて,講義および演習を通じて理解する.
授業の進め方・方法:
講義形式,および演習形式で行う.レポートを課す.
注意点:
合格点は60点である.レポートと演習課題によって評価する.未提出者は単位取得が困難となるので注意すること.
総合評価 =(前期評価点 + 後期評価点)/ 2

(講義を受ける前)テキストを中心に進めていくが,教科書を予習し,講義に備えること.
(講義を受けた後)レポートを課すので,講義内容を理解し,スキルの習得に努めること.

学修単位IIである.自学自習時間は通年週1時間(合計30時間).

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業のガイダンス
基本的なアルゴリズムとデータ構造
授業の進め方と評価の仕方について説明する.
基本的なアルゴリズムとデータ構造が理解できる.
2週 ソート データをソートするアルゴリズムが理解できる.
3週 ソート データをソートするアルゴリズムが理解できる.
4週 文字列処理 文字列の探索方法が理解できる.
5週 文字列処理 文字列の探索方法が理解できる.
6週 線形リスト 線形リストを用いたアルゴリズムが理解できる.
7週 線形リスト 線形リストを用いたアルゴリズムが理解できる.
8週 線形リスト 線形リストを用いたアルゴリズムが理解できる.
2ndQ
9週 線形リスト 線形リストを用いたアルゴリズムが理解できる.
10週 木構造 木構造を用いたアルゴリズムが理解できる.
11週 木構造 木構造を用いたアルゴリズムが理解できる.
12週 木構造 木構造を用いたアルゴリズムが理解できる.
13週 ハッシュ法 ハッシュ法を用いた探索アルゴリズムが理解できる.
14週 ハッシュ法 ハッシュ法を用いた探索アルゴリズムが理解できる.
15週 まとめ 授業のまとめ,および授業アンケート
16週
後期
3rdQ
1週 ロジカルシンキング概要 ロジカルシンキングの基本となる考え方を理解できる.
2週 ロジカルシンキング概要 ロジカルシンキングの基本となる考え方を理解できる.
3週 ツリー What, Why, Howツリーについて理解できる.
4週 ツリー What, Why, Howツリーについて理解できる.
5週 ツリー What, Why, Howツリーについて理解できる.
6週 ピラミッドストラクチャー ピラミッドストラクチャーについて理解できる.
7週 マトリクス マトリクスについて理解できる.
8週 プロセス プロセスについて理解できる.
4thQ
9週 問題解決 ロジカルシンキングを利用した問題解決について理解できる.
10週 問題解決 ロジカルシンキングを利用した問題解決について理解できる.
11週 問題解決 ロジカルシンキングを利用した問題解決について理解できる.
12週 問題解決 ロジカルシンキングを利用した問題解決について理解できる.
13週 コミュニケーション ロジカルシンキングを利用したコミュニケーションについて理解できる.
14週 コミュニケーション ロジカルシンキングを利用したコミュニケーションについて理解できる.
15週 まとめ 授業のまとめ,および授業アンケート
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
知識の基本的な理解5050
思考・推論・創造への適用力2020
汎用的技能1010
態度・嗜好性 (人間力)1010
総合的な学習経験と創造的思考力1010