1. 各種フリップフロップの構造,特性,動作について説明できる.
2. 順序回路の概念が理解でき,任意の順序回路を設計できる.
3. 一般的なコンピュータの構成,動作,データ表現について説明できる.
概要:
各種フリップフロップ,カウンタ,レジスタなどの基本的な順序回路の動作,特性について学び,順序回路設計手法を習得することを目標とする.
また,コンピュータの内部構造を理解し,コンピュータを構成する各種技術について説明できるようになることを目標とする.
授業の進め方・方法:
講義形式で行う.適宜,演習,小テストを実施し,レポートを課す.
注意点:
合格点は50点である.各中間・期末の成績を,到達度試験結果70%,小テスト・レポート30%で評価する.
総合評価=(後期中間成績+後期末成績)/2
(授業を受ける前) 予習を行い,授業に備えること.
(授業を受けた後) 復習,課題を行い,理解を深めること.
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス 論理回路の復習 |
・授業の進め方と評価の仕方について説明する. ・組合せ論理回路を真理値表・論理式・回路図で表すことができる.
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2週 |
記憶回路(1) |
・各種フリップフロップの動作や特性について説明できる. ・各種フリップフロップを状態表・特性方程式・回路図で表すことができる.
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3週 |
記憶回路(2) |
・各種フリップフロップの動作や特性について説明できる. ・各種フリップフロップを状態表・特性方程式・回路図で表すことができる.
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4週 |
記憶回路(3) |
・各種フリップフロップの動作や特性について説明できる. ・各種フリップフロップを状態表・特性方程式・回路図で表すことができる.
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5週 |
記憶回路(4) |
・各種フリップフロップの動作や特性について説明できる. ・各種フリップフロップを状態表・特性方程式・回路図で表すことができる.
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6週 |
記憶回路(5) |
・各種フリップフロップの動作や特性について説明できる. ・各種フリップフロップを状態表・特性方程式・回路図で表すことができる.
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7週 |
到達度試験(後期中間) |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
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8週 |
試験の解説と解答 |
到達度試験の解説と解答
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4thQ |
9週 |
順序回路(1) |
状態遷移図,状態表,タイミングチャートを用いて,順序回路を設計できる.
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10週 |
順序回路(2) |
状態遷移図,状態表,タイミングチャートを用いて,順序回路を設計できる.
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11週 |
順序回路(3) |
状態遷移図,状態表,タイミングチャートを用いて,順序回路を設計できる.
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12週 |
順序回路(4) |
状態遷移図,状態表,タイミングチャートを用いて,順序回路を設計できる.
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13週 |
コンピュータの構成と動作(1) |
各種データ表現,基数変換ができる.
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14週 |
コンピュータの構成と動作(2) |
コンピュータの構成,動作について説明できる.
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15週 |
到達度試験(学年末) |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
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16週 |
試験の解説と解答
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到達度試験の解説と解答,および授業アンケート
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | 計算機工学 | 整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 3 | 後13 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 3 | 後13 |
整数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 1 | 後13 |
小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 1 | 後13 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 3 | 後1 |
基本的な論理演算を組合わせて、論理関数を論理式として表現できる。 | 3 | 後1 |
論理式の簡単化の概念を説明できる。 | 3 | 後1 |
簡単化の手法を用いて、与えられた論理関数を簡単化することができる。 | 3 | 後1 |
論理ゲートを用いて論理式を組合せ論理回路として表現することができる。 | 3 | 後1 |
与えられた組合せ論理回路の機能を説明することができる。 | 3 | 後1 |
組合せ論理回路を設計することができる。 | 3 | 後1 |
フリップフロップなどの順序回路の基本素子について、その動作と特性を説明することができる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5,後6 |
レジスタやカウンタなどの基本的な順序回路の動作について説明できる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12 |
与えられた順序回路の機能を説明することができる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12 |
順序回路を設計することができる。 | 3 | 後9,後10,後11,後12 |
コンピュータを構成する基本的な要素の役割とこれらの間でのデータの流れを説明できる。 | 3 | 後14 |
プロセッサを実現するために考案された主要な技術を説明できる。 | 3 | 後14 |
メモリシステムを実現するために考案された主要な技術を説明できる。 | 3 | 後14 |
入出力を実現するために考案された主要な技術を説明できる。 | 3 | 後14 |
コンピュータアーキテクチャにおけるトレードオフについて説明できる。 | 3 | 後14 |