概要:
高品質のソフトウェアを効率よく開発するため,データ構造とアルゴリズムを学習する.
授業の進め方・方法:
講義形式,および演習形式で行う.レポートを課す.
注意点:
この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを実施する.
合格点は60点である.レポートによって評価する.未提出者は単位取得が困難となるので注意すること.
総合評価 = 前期末成績
(講義を受ける前)テキストを中心に進めていくが,教科書を予習し,講義に備えること.
(講義を受けた後)レポートを課すので,講義内容を理解し,スキルの習得に努めること.
学修単位Ⅰである.自学自習時間は前期週4時間(合計60時間).
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 3 | 前1 |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 3 | 前2 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 3 | 前2 |
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。 | 3 | 前2,前5,前6 |
時間計算量によってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。 | 1 | |
領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを説明できる。 | 1 | |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 3 | 前3 |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 3 | 前3 |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 3 | 前3,前4,前9,前10,前11,前12,前13 |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造を実装することができる。 | 1 | |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 3 | 前1 |
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。 | 3 | 前2 |
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。 | 3 | 前2 |