到達目標
1.事前に十分に予習準備し,高度な実験内容について説明できる。
2.これまで学習してきた知識を応用したデータの整理や考察ができる。
3.実験結果に関する考察が充分に推敲され,読み易くまとめられたレポートを期日までに提出できる。
4.実験内容,考察内容についてプロジェクタ等を用いて分かり易く発表できる。
5.発表において,質問にも適切に応えられる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 事前に十分に予習準備し,高度な実験内容について説明できる。 | 実験内容について説明できる。 | 実験内容について説明できない。 |
評価項目2 | 学習してきた知識を応用したデータの整理や考察ができる。 | 学習してきた知識を応用したデータの整理ができる。 | 学習してきた知識を応用したデータの整理ができない。 |
評価項目3 | 実験結果に関する考察が充分に推敲され,読み易くまとめられたレポートを期日までに提出できる。 | 読み易くまとめられたレポートを期日までに提出できる。 | レポートを期日までに提出できない |
評価項目4 | 実験内容,考察内容についてプロジェクタ等を用いて分かり易く発表できる。 | 実験内容についてプロジェクタ等を用いて発表できる。 | 実験内容についてプロジェクタ等を用いて発表できない。 |
評価項目5 | 発表において,質問にも適切に応えられる。 | 発表において,質問にも応えられる | 発表において,質問に応えられない |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
第5学年の実験実習は,第4学年までの学生実験と異なり,実験担当教員の専門分野に密接に関連した応用実験テーマについて学ぶ。これまで学習してきた知識を応用してデータの整理,考察を行うことを学ぶ。
授業の進め方・方法:
ガイダンスは講義形式で行い,実験は各テーマについて班ごとに2週連続で行います。なお,レポート提出およびプレゼンテーション技術向上のため発表会を行います。プレゼンテーションは1週目にスライド作成(準備),2週目に発表会を行います。
注意点:
合格点は60点である。各テーマのレポート及び実験に対する姿勢で評価する(レポートの体裁(図・表・式の出来映えを含む)50%,考察40%,実験に対する姿勢(発表したテーマは発表点)10%)。
レポート未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。
(講義を受ける前)実験内容を事前に予習し,分からなかった点をまとめておくこと。
(講義を受けた後)実験データを充分に考察すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
1 ガイダンス |
実験実習の進め方と評価の仕方について説明する。
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2週 |
2 (1)ガイダンス |
2.の実験の内容について説明する。
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3週 |
(2)自動計測制御実験 |
パソコンを利用した自動計測ができる。
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4週 |
(3)電子回路設計製作実験1 |
トランジスタ増幅回路の設計法について理解できる。
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5週 |
(4)プレゼンテーション |
2.の実験の内容についてプレゼンテーションを行う。
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6週 |
3 (1)ガイダンス |
3.の実験の内容について説明する。
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7週 |
(2)画像認識基礎実習 |
myRIOとLabVIEWを利用した画像認識の基礎が理解できる。
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8週 |
(3)画像認識応用実習 |
画像認識を利用したロボットの制御ができる。
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2ndQ |
9週 |
(4)プレゼンテーション |
3.の実験の内容についてプレゼンテーションを行う。
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10週 |
4 (1)ガイダンス |
4.の実験の内容について説明する。
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11週 |
(2)フィードバック制御 |
フィードバック制御を理解しシミュレーションできる。
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12週 |
(3)電力変換器制御 |
電力変換器を試作して電圧制御の基本が理解できる。
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13週 |
(4)プレゼンテーション |
4.の実験の内容についてプレゼンテーションを行う。
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14週 |
5 まとめ |
最後に実験実習のまとめと授業アンケートを行う。
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15週 |
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16週 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
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2週 |
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3週 |
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4週 |
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5週 |
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6週 |
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7週 |
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8週 |
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4thQ |
9週 |
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の工学実験・実習能力 | 電気・電子系分野【実験・実習能力】 | 電気・電子系【実験実習】 | 電圧・電流・電力などの電気諸量の測定が実践できる。 | 3 | 前3,前13 |
抵抗・インピーダンスの測定が実践できる。 | 3 | 前3 |
オシロスコープを用いて実際の波形観測が実施できる。 | 3 | 前13 |
電気・電子系の実験を安全に行うための基本知識を習得する。 | 3 | 前1,前2,前7,前11 |
キルヒホッフの法則を適用し、実験結果を考察できる。 | 3 | 前13 |
分流・分圧の関係を適用し、実験結果を考察できる。 | 3 | 前13 |
ブリッジ回路の平衡条件を適用し、実験結果を考察できる。 | 3 | |
重ねの理を適用し、実験結果を考察できる。 | 3 | |
インピーダンスの周波数特性を考慮し、実験結果を考察できる。 | 3 | |
共振について、実験結果を考察できる。 | 3 | 前13 |
増幅回路等(トランジスタ、オペアンプ)の動作に関する実験結果を考察できる。 | 3 | 前4,前14 |
論理回路の動作について実験結果を考察できる。 | 3 | 前13,前14 |
ダイオードの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 3 | 前13,前14 |
トランジスタの電気的特性の測定法を習得し、その実験結果を考察できる。 | 3 | 前4 |
ディジタルICの使用方法を習得する。 | 3 | 前13,前14 |
評価割合
| レポートの体裁 | レポートの考察 | 取組姿勢 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 40 | 10 | 0 | 0 | 0 | 100 |
知識の基本的な理解 | 30 | 15 | 5 | 0 | 0 | 0 | 50 |
思考・推論・創造への適用力 | 5 | 15 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |
汎用的技能 | 5 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 10 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 10 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |