天然物化学

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 天然物化学
科目番号 0017 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:自製プリント,補助教科書:「ビギナーズ有機化学」第二版 川端潤著 化学同人
担当教員 児玉 猛

到達目標

1.天然物とはどのようなものかを理解できる.
2.天然物化学とはどのような化学かを理解できる.
3.Platynecineの特徴を理解できる.
4.Platynecineの全合成のすべての段階が理解できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1天然物とはどのようなものかを完全に理解できる.天然物とはどのようなものかを理解できる.天然物とはどのようなものかを理解できない.
評価項目2天然物化学とはどのような化学かを完全に理解できる.天然物化学とはどのような化学かを理解できる.天然物化学とはどのような化学かを理解できない.
評価項目3Platynecineの特徴を完全に理解できる.Platynecineの特徴を理解できる.Platynecineの特徴を理解できない.
評価項目4Platynecineの全合成のすべての段階が完全に理解できる.Platynecineの全合成のすべての段階が理解できる.Platynecineの全合成のすべての段階が理解できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
2年~3年前期で学んだ有機化学の知識を基に,広く天然に存在する複雑な構造を有する有機化合物の性質や,それを人工的に合成する方法について理解を深める.
授業の進め方・方法:
講義形式で行う.またレポートの提出を求める.試験結果が合格点に達しない場合,再試験を行うことがある.
注意点:
[学習上の注意]
(講義を受ける前)2年~3年前期で学習した基本的な内容を十分復習し理解しておくこと。
(講義を受けた後)板書したノートの内容を単に覚えるのではなく、何故そうなるのか考えながら復習し確実に理解する事。
[評価方法]
合格点は50点である。試験結果を70%,レポートを20%,受講態度を10%で評価する.レポート未提出者は単位取得が困難となるので注意すること.試験結果が合格点に達しない場合,再試験を行うことがある.
学年総合評価=(前期中間試験+前期末試験)×0.35+レポート×0.2+受講態度×0.1

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス 授業の進め方と評価の仕方について説明する.
2週 天然物および天然物化学とは 天然物および天然物化学とはどのようなものかが理解できる.
3週 Platynecineの特徴 Platynecineの特徴を理解できる.
4週 Platynecineの全合成(1) Platynecineの全合成の第一段階が理解できる.
5週 Platynecineの全合成(2) Platynecineの全合成の第二段階が理解できる.
6週 Platynecineの全合成(3) Platynecineの全合成の第三段階が理解できる.
7週 到達度試験(後期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
8週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答
4thQ
9週 Platynecineの全合成(4) Platynecineの全合成の第四段階が理解できる.
10週 Platynecineの全合成(5) Platynecineの全合成の第五段階が理解できる.
11週 Platynecineの全合成(6) Platynecineの全合成の第六段階が理解できる.
12週 Platynecineの全合成(7) Platynecineの全合成の第七段階が理解できる.
13週 Platynecineの全合成(8) Platynecineの全合成の第八段階が理解できる.
14週 Platynecineの全合成(9) Platynecineの全合成の第九段階が理解できる.
15週 到達度試験(後期末) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
16週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答,および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700010020100
基礎的能力50001001070
専門的能力2000001030
分野横断的能力0000000