到達目標
1. 緑化技術の背景と意義を理解できる。
2. 緑化に係わる土壌・気象・生物要素の影響を説明できる。
3. 緑化による斜面安定、侵食防止、二酸化炭素固定の多面的機能が説明できる。
4. 植物群落の調査・評価法が理解でき、多様度指数による評価方法が説明できる。
5. のり面緑化、治山緑化の意義とその緑化技術が説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 緑化技術の背景と意義を理解できる。 | 緑化技術の意義を理解できる。 | 緑化技術の背景と意義を理解できない。 |
評価項目2 | 緑化に係わる土壌・気象・生物要素の影響を説明できる。 | 緑化に係わる土壌・気象の影響を説明できる。 | 緑化に係わる土壌・気象・生物要素の影響を説明できない。 |
評価項目3 | 緑化による斜面安定、侵食防止、二酸化炭素固定の多面的機能が説明できる。 | 緑化による侵食防止、二酸化炭素固定の機能が説明できる。 | 緑化による斜面安定、侵食防止、二酸化炭素固定の多面的機能が説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
人為的の開発や不適切な土地利用、自然災害などによって失われ、あるいは劣化した場所に生態系とその諸機能を修復・再生させる緑化技術の基礎と適用について学習する。
授業の進め方・方法:
PPTを用いた講義形式で行う。課題演習、レポート提出を実施する。
試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことがある。
注意点:
配布資料は、忘れずに持参して出席すること。
レポートの提出期限を厳守すること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス 1 緑化保全工学の基礎 (1)緑化の歴史 |
授業の進め方と評価の仕方について説明する 緑化の歴史から緑化技術の背景と意義を理解する。
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2週 |
(2)緑化と環境 |
緑化に係わる土壌・気象・生物学的環境がわかる。
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3週 |
(3)樹木の生育と土壌・気象・生物的環境 |
樹木の生育に係わる土壌・気象・生物的環境を理解する。
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4週 |
(4)緑化の機能 |
緑化による二酸化炭素固定と多面的効果がわかる。
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5週 |
2 緑化工法 (1)植栽基盤整備 |
土壌特性に応じた基盤整備の考え方、方法がわかる。
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6週 |
(2)緑化による土地保全 |
斜面安定、侵食防止に係わる緑化の機能がわかる。
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7週 |
到達度試験(前期中間) |
上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
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8週 |
試験の解説と解答 3 緑化のための調査法 (1)生態学的調査と評価基準 |
到達度試験の解説と解答 植物群落の調査・評価法がわかる。
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2ndQ |
9週 |
同上 |
植物群落の調査・評価法がわかる。
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10週 |
(2)多様度指数 |
多様度指数による緑化生態の評価方法がわかる。
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11週 |
(3)緑化植物のモニタリング手法 |
モニタリングの意義と各種計測法がわかる。
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12週 |
同上 |
モニタリングの意義と各種計測法がわかる。
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13週 |
4 緑化技術の展開 (1) のり面緑化 |
のり面緑化技術がわかる。
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14週 |
(2) 治山緑化 |
治山緑化の意義と緑化技術がわかる。
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15週 |
到達度試験(前期末) |
上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
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16週 |
試験の解説と解答、授業アンケート |
到達度試験の解説と解答 本授業のまとめ,および授業アンケート
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 演習課題 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 10 | 70 |
専門的能力 | 10 | 5 | 15 |
分野横断的能力 | 10 | 5 | 15 |