到達目標
1.平均値,中央値,最頻値の意味が理解できる.
2.分散・標準偏差が理解できる.
3.相関係数が理解できる.
4.回帰分析・重回帰分析が理解できる.
5.検定の意味が理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 平均値,中央値,最頻値の意味が理解でき,説明できる. | 平均値,中央値,最頻値の意味が理解できる. | 平均値,中央値,最頻値の意味が理解できない. |
評価項目2 | 分散・標準偏差が理解でき,説明できる. | 分散・標準偏差が理解できる. | 分散・標準偏差が理解できない. |
評価項目3 | 相関係数が理解でき,説明できる. | 相関係数が理解できる. | 相関係数が理解できない. |
評価項目4 | 回帰分析・重回帰分析が理解でき,説明できる. | 回帰分析・重回帰分析が理解できる. | 回帰分析・重回帰分析が理解できない. |
評価項目5 | 検定の意味が理解でき,説明できる. | 検定の意味が理解できる. | 検定の意味が理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
工学を志す者にとって,統計学は非常に重要な学問である.この講義では統計学を学ぶにあたって,マイクロソフト社の表計算ソフトウェアであるExcelを積極的に用い,サンプルデータの解析を行いながら,その内容を深く理解させることを目的とする.
授業の進め方・方法:
講義形式およびグループ・ワークで行う.また,レポートの提出を求める.
試験結果が合格点に達しない場合,再テストを行うことがある.
注意点:
[学習上の注意]
(講義を受ける前)教科書を用いて内容を確実に予習しておく事.
(講義を受けた後)基礎的概念の理解が重要である.ノート及び教科書を用いて復習し確実に理解する事.
[評価方法]
合格点は60点である.試験結果を70%,レポートを30%で評価する.レポート未提出者は単位取得が困難となるので注意すること.試験結果が合格点に達しない場合,再テストを行うことがある.
学年総合評価=[到達度試験(後期中間)+到達度試験(後期末)]×0.35+レポート×0.3
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス 平均値,中央値,最頻値1 |
授業の進め方と評価の仕方について説明する. 平均値,中央値,最頻値の定義を理解する.
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2週 |
平均値,中央値,最頻値2 |
Excelを用いサンプルデータから,平均値,中央値,最頻値を導き,その意味を理解する.
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3週 |
分散・標準偏差1 |
分散・標準偏差の定義を理解する.
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4週 |
分散・標準偏差2 |
Excelを用いサンプルデータから,分散度や標準偏差を導き,その意味を理解する.
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5週 |
相関係数1 |
相関と相関係数の定義を理解する.
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6週 |
相関係数2 |
Excelを用いサンプルデータの相関の度合いや相関係数を導き,その意味を理解する.
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7週 |
到達度試験(後期中間) |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
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8週 |
試験の解説と解答 |
到達度試験(後期中間)の解説と解答
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4thQ |
9週 |
回帰分析・重回帰分析1 |
回帰分析・重回帰分析の定義を理解する.
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10週 |
回帰分析・重回帰分析2 |
Excelを用いサンプルデータを回帰分析及び,重回帰分析し,その意味を理解する.
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11週 |
平均値の差の検定 |
Excelを用いサンプルデータの平均値の差の検定を行い,その意味を理解する.
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12週 |
分散の差の検定 |
Excelを用いサンプルデータの分散の差の検定を行い,その意味を理解する.
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13週 |
X2検定1 |
X2の定義を理解する.
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14週 |
X2検定2 |
Excelを用いサンプルデータのX2検定を行い,その意味を理解する.
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15週 |
到達度試験(後期末) |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
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16週 |
試験の解説と解答 |
到達度試験(後期末)の解説と解答、および授業アンケート
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 独立試行の確率、余事象の確率、確率の加法定理、排反事象の確率を理解し、簡単な場合について、確率を求めることができる。 | 3 | |
条件付き確率、確率の乗法定理、独立事象の確率を理解し、簡単な場合について確率を求めることができる。 | 3 | |
1次元のデータを整理して、平均・分散・標準偏差を求めることができる。 | 3 | |
2次元のデータを整理して散布図を作成し、相関係数・回帰直線を求めることができる。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 10 | 50 |
専門的能力 | 30 | 20 | 50 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 |