高分子材料

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 高分子材料
科目番号 0061 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「高分子化学入門」 蒲池幹治著 (株)エヌ・ティー・エス
担当教員 榊 秀次郎

到達目標

1.代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。
2.高分子の分子量、一次構造から高次構造及び、構造から発現する性質が説明できる。
3.高分子の熱的性質・力学的性質が説明できる。
4.ゴム弾性(エントロピー弾性)について説明できる。
5.結晶性高分子と非晶性高分子について説明できる。
6.高分子の合成反応について説明できる。
7.生活環境と高分子(生分解性高分子・吸水性高分子・分離膜)について説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1高分子の種類とその性質について十分理解し、説明できる。高分子の種類とその性質について、説明できる。高分子の種類とその性質について、説明できない。
評価項目2高分子の分子量と構造について十分理解し、説明できる。高分子の分子量と構造について、説明できる。高分子の分子量と構造について、説明できない。。
評価項目3高分子に熱・力を加えた際の分子鎖の動きを十分理解し、説明できる。高分子に熱・力を加えた際の分子鎖の動きを、説明できる。高分子に熱・力を加えた際の分子鎖の動きを、説明できない。
評価項目4ゴム弾性(エントロピー弾性)に力を加えた際の変形について十分理解し、説明できる。ゴム弾性(エントロピー弾性)に力を加えた際の変形について、説明できる。ゴム弾性(エントロピー弾性)に力を加えた際の変形について、説明できない。
評価項目5高分子の結晶・非晶構造ついて十分理解し、説明できる。高分子の結晶・非晶構造について、説明できる。高分子の結晶・非晶構造について、説明できない。
評価項目6高分子の合成反応について、反応機構・反応過程を十分理解し、説明できる。高分子の合成反応について、反応機構・反応過程を説明できる。高分子の合成反応について、反応機構・反応過程を説明できない。
評価項目7生活環境と高分子(生分解性高分子・吸水性高分子・分離膜)について十分理解し、説明できる。生活環境と高分子(生分解性高分子・吸水性高分子・分離膜)について、説明できる。生活環境と高分子(生分解性高分子・吸水性高分子・分離膜)について、説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
この科目は企業で高分子の合成およびその用途開発を担当していた教員が、その経験を活かし、高分子の種類、物性、合成方法、最新の用途等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方と授業内容・方法:
基本的に講義形式であるがグループワークも行う。必要に応じて適宜小テストの実施やレポート提出を求める。
注意点:
試験結果が合格点に達しない場合、再テストを行うことがある。

授業計画

授業内容・方法 週ごとの到達目標
前期
1週 授業ガイダンス
高分子材料の特徴
授業の進め方と評価の仕方について説明する。
分子量が大きい材料の特性を説明できる。
2週 分子量の測定、平均分子量,分子の形 平均分子量・重量平均分子量・分散度の概念と分子量の測定方法がわかる。
分子鎖の広がりがわかる。
3週 化学反応と高分子合成 ラジカル重合を説明できる。
4週 化学反応と高分子合成2 イオン重合を説明できる。
(アニオン重合,カチオン重合)
5週 化学反応と高分子合成3
開環重合を説明できる。
6週 化学反応と高分子合成4 重縮合,重付加,付加縮合を説明できる
7週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
8週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答
9週 高分子の力学的性質1 外力と変形がわかる1。
10週 高分子の力学的性質2 外力と変形がわかる2。
11週 外力と変形、粘弾性1 粘弾性を説明できる1。
12週 外力と変形、粘弾性2 粘弾性を説明できる2
13週 外力と変形、粘弾性3 粘弾性を説明できる3。
14週 ゴム弾性1 エントロピー弾性が説明できる1。
15週 ゴム弾性2 エントロピー弾性が説明できる2。
16週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
到達度試験の解説と解答,本授業のまとめ、および授業アンケート

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力155000020
専門的能力5010000060
分野横断的能力155000020