到達目標
1.電子の軌道の概念が理解できる.
2.電子閉環反応が理解できる.
3.電子開環反応が理解できる.
4.シグマトロピー反応が理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 電子の軌道の概念が完全に理解できる. | 電子の軌道の概念が理解できる. | 電子の軌道の概念が理解できない. |
評価項目2 | 電子閉環反応が完全に理解できる. | 電子閉環反応が理解できる. | 電子閉環反応が理解できない. |
評価項目3 | 電子開環反応が完全に理解できる. | 電子開環反応が理解できる. | 電子開環反応が理解できない. |
評価項目4 | シグマトロピー反応が完全に理解できる. | シグマトロピー反応が理解できる. | シグマトロピー反応が理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
有機化学反応の中には,電子が段階的に移動する反応(段階的反応)の他に,電子軌道の重なりのために進行する反応(協奏的反応)が存在する.本講義ではそのような反応の詳細を深く理解することを目的とする.
授業の進め方・方法:
講義形式で行う.また,レポートの提出を求める.
試験結果が合格点に達しない場合,再テストを行うことがある.
注意点:
[自学自習時間]
後期週1時間 (合計7時間)
[学習上の注意]
これまでの有機化学で学んだ段階的反応とは考え方がかなり異なるため,板書を正確にノートに書き写すことが重要である.また書き写すと同時にその内容を深く理解する必要がある.
(講義を受ける前)有機化学及び,天然物化学で学習した内容を確実に理解する事.
(講義を受けた後)基礎的概念の理解が重要である.ノート及び教科書を用いて復習し確実に理解する事.
[評価方法]
合格点は60点である。試験結果を70%,レポートを30%で評価する.レポート未提出者は単位取得が困難となるので注意すること.試験結果が合格点に達しない場合,再試験を行うことがある.
学年総合評価=到達度試験(後期末)×0.7+レポート×0.3
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス |
授業の進め方と評価の仕方について説明する.
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2週 |
軌道の概念 |
原子を構成している電子の軌道と,複数の軌道が混成し,新しい軌道が形成されることを学ぶ.
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3週 |
電子閉環反応 |
電子閉環反応の詳細を学ぶ.
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4週 |
電子閉環反応 |
電子閉環反応の詳細を学ぶ.
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5週 |
電子開環反応 |
電子開環反応の詳細を学ぶ.
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6週 |
電子開環反応 |
電子開環反応の詳細を学ぶ.
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7週 |
シグマトロピー反応 |
[1,3]次シグマトロピー反応の詳細を学ぶ.
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8週 |
到達度試験(後期末) |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
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4thQ |
9週 |
試験の解説と解答 |
到達度試験の解説と解答及び,授業アンケート
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10週 |
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11週 |
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12週 |
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13週 |
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14週 |
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15週 |
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 70 |
専門的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 15 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 15 |
思考・推論・創造への適用力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |