到達目標
1.遺伝子工学で利用される基本技術について理解できる.
2.核酸の調製および増幅について理解できる.
3.遺伝子のクローニングについて理解できる.
4.遺伝子工学の応用技術について理解できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 遺伝子工学で利用される基本技術について完全に理解し,説明することができる. | 遺伝子工学で利用される基本技術について理解できる. | 遺伝子工学で利用される基本技術について理解できない. |
評価項目2 | 核酸の調製および増幅方法について完全に理解し,説明することができる. | 核酸の調製および増幅方法について理解できる. | 核酸の調製および増幅方法について理解できない. |
評価項目3 | 遺伝子のクローニングについて完全に理解し,説明することができる. | 遺伝子のクローニングについて理解できる. | 遺伝子のクローニングについて理解できない. |
評価項目4 | 異宿主による組換えタンパク質の生産方法について完全に理解し,説明することができる. | 異宿主による組換えタンパク質の生産方法について理解できる. | 異宿主による組換えタンパク質の生産方法について理解できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
生物における遺伝子発現の基本的な流れを理解し,組換えDNA技術の重要性や基礎技術について説明できる能力を修得する.
授業の進め方・方法:
講義形式で行う.適宜,演習を行う.また,課題レポートを課す.
注意点:
合格点は60点である.定期試験の結果を80%,課題レポートの結果を20%の比率で評価する.
総合評価=(到達度試験(前期中間)評価点+到達度試験(前期末)評価点)/2×0.8+課題レポート×0.2
(講義を受ける前):生物基礎,生物,生物化学,生物化学工学,応用微生物学の内容を確実に理解しておくこと.
(講義を受けた後):課題レポートおよび復習を行い,各自で授業の内容が理解できているか確認すること.
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス |
授業の進め方と評価の仕方について説明する.
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2週 |
遺伝子工学の基礎知識(1):核酸の構造と性質 |
DNAとRNAの違いについて理解する.
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3週 |
遺伝子工学の基礎知識(2):遺伝子工学と酵素 |
遺伝子工学における酵素の役割について理解する.
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4週 |
遺伝子工学の基礎知識(3):電気泳動 |
核酸およびタンパク質の電気泳動について理解する.
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5週 |
核酸の調製および増幅(1):細胞からのDNAの抽出 |
細胞からのDNA抽出方法について理解する.
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6週 |
核酸の調製および増幅(2):細胞からのRNAの抽出 |
細胞からのRNAの抽出方法について理解する.
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7週 |
核酸の調製および増幅(3):PCR |
PCRの原理とその応用について理解する.
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8週 |
到達度試験(前期中間) |
上記項目について学習した内容の理解度を確認する.
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2ndQ |
9週 |
遺伝子のクローニング(1):遺伝子ライブラリー |
遺伝子ライブラリーの作製方法について理解する.
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10週 |
遺伝子のクローニング(2):遺伝子の検出 |
ライブラリーからの目的遺伝子の検出方法について理解する.
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11週 |
遺伝子のクローニング(3):塩基配列の決定 |
塩基配列の決定方法について理解する.
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12週 |
遺伝子工学の実際(1):宿主とベクター |
遺伝子工学に用いられる宿主・ベクター系について理解する.
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13週 |
遺伝子工学の実際(2):組み換えタンパク質の生産 |
大腸菌による組換えタンパク質の生産方法について理解する.
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14週 |
遺伝子工学の実際(3):ウイルスの利用 |
ウイルスの性質およびその利用について理解する.
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15週 |
遺伝子工学の実際(4):進化工学的手法にいる酵素改変 |
酵素の機能改変の方法について理解する.
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16週 |
到達度試験(前期末) |
上記項目について学習した内容の理解度を確認する.
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |