設計製図Ⅱ

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 設計製図Ⅱ
科目番号 0008 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「コンパクト設計資料集成」日本建築学会編 丸善
担当教員 佐藤 勝美

到達目標


1. 建築図面を表現するための道具の使い方、製図の基本的な表現方法を応用し図面を作成できる。
2. より緻密な表現と図面の配置レイアウトができる。
3. 建築物として、構造形式を含めた全体計画の流れを説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建築図面を表現するための道具の使い方、基礎知識と製図の基本的な表現方法を応用した完成度の高い図面を作成できる。建築図面を表現するための道具の使い方、製図の基本的な表現方法を応用し図面を作成できる。建築図面を表現するための道具の使い方、製図の基本的な表現方法を応用し図面を作成できない。
評価項目2ヒューマンな視点でのより緻密な表現と美しい図面の配置レイアウトができる。より緻密な表現と図面の配置レイアウトができる。より緻密な表現と図面の配置レイアウトができない。
評価項目3建築物として、柱割りや壁の配置を考慮し、構造形式を含めた全体計画の流れを説明できる。建築物として、構造形式を含めた全体計画の流れを説明できる。建築物として、構造形式を含めた全体計画の流れを説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 社会性の高い公共施設の設計に際して、必要となる資料の収集を行ない、施設の機能特性を企画、提案しながら、これまで修得した建築に関する知識を活用して総合的に施設の基本設計を完遂することを目標とする。
 特に計画に際しては、建築の構造としての整合性に注意し計画すること。
授業の進め方・方法:
課題の最初に授業を行ない、その後、演習形式を中心に行う。必要に応じて、エスキースの提出など、進行状況が 把握できるものの提出を求める。提出物が合格基準に達しない場合,再提出を課すことがある。
注意点:
要求されている用途、規模をしっかりと把握し、地域によってよりよい環境を提供できる拠点としての役割を忘れずにデザインすること。また、授業時間外での検討が重要であるので日々の生活での空間の利用を意識すること。
 柱・梁・スラブなど実際の建築物の構造と力の流れを注意深く観察すること。
 指定された提出期限は厳守すること。遅れた場合は不利を被る場合がある。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス・1課題(公共施設)の主旨説明 授業の進め方と評価の仕方について説明する。課題の内容について説明する。
2週 (1) 事例の紹介 同規模、同用途の事例を学ぶことができる。
3週 (2) 公共施設のあり方と運営・(3) デザインサーベイ 施設の運営方式を理解できる。設定した敷地とその分析ができる。
4週 2機能の計画と空間設計1 必要と思われる機能や構造を計画し、空間を構成できる。
エスキース、スタディ模型などの中間提出。
5週 2機能の計画と空間設計1 必要と思われる機能や構造を計画し、空間を構成できる。
エスキース、スタディ模型などの中間提出。
6週 2機能の計画と空間設計1 必要と思われる機能や構造を計画し、空間を構成できる。
エスキース、スタディ模型などの中間提出。
7週 機能の計画と空間設計2 必要機能を整理し、構造、動線などにも配慮した設計ができる。
8週 機能の計画と空間設計2 必要機能を整理し、構造、動線などにも配慮した設計ができる。
2ndQ
9週 機能の計画と空間設計2 必要機能を整理し、構造、動線などにも配慮した設計ができる。
10週 3平面図・断面図・立面図・立体表現の作成 公共建築を、様々な手法を用いて分かりやすく表現できる。
11週 3平面図・断面図・立面図・立体表現の作成 公共建築を、様々な手法を用いて分かりやすく表現できる。
12週 3平面図・断面図・立面図・立体表現の作成 公共建築を、様々な手法を用いて分かりやすく表現できる。
13週 3平面図・断面図・立面図・立体表現の作成 公共建築を、様々な手法を用いて分かりやすく表現できる。
14週 3平面図・断面図・立面図・立体表現の作成 公共建築を、様々な手法を用いて分かりやすく表現できる。
15週 4提出と講評会 評価基準を過不足なく満たした設計図書を提出する。
いくつかの作品についてはプレゼンテーションを行なう。
本授業のまとめ、および授業アンケート。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合30000700100
基礎的能力1000030040
専門的能力1000020030
分野横断的能力1000020030