都市計画

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 都市計画
科目番号 0012 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 加藤晃、竹内伝史「新・都市計画概論」共立出版
担当教員 谷本 真佑

到達目標

1.都市計画の歴史や思想が理解できる
2.現在の都市計画制度や策定プロセスの内容と目的が理解できる
3.実際の都市整備や建築に係る規制の内容と目的が理解できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
都市計画の歴史や思想が理解できる都市計画の歴史や思想について他の学生に説明できる都市計画の歴史や思想について理解できる都市計画の歴史や思想を把握していない
現在の都市計画制度や策定プロセスの内容と目的が理解できる現在の都市計画制度や策定プロセスの内容・目的について他の学生に説明できる現在の都市計画制度や策定プロセスの内容・目的について理解できる現在の都市計画制度や策定プロセスを把握していない
実際の都市整備や建築に係る規制の内容と目的が理解できる実際の都市整備や建築に係る規制の内容・目的について他の学生に説明できる実際の都市整備や建築に係る規制の内容・目的について理解できる実際の都市整備や建築に係る規制を把握していない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
都市計画の歴史や思想、現行の都市計画における策定プロセスや制度、実際の都市整備や建築に係る規制について学び、都市計画策定の実務に必要な知識を習得する。
授業の進め方・方法:
講義形式で行う。必要に応じて適宜、レポート提出を求める。試験結果が合格点に達しない場合、再試験を行うことがある。
注意点:
・日頃から都市や地域に関する出来事に関心を払うこと。
・身の回りの都市に関する事象や問題が、本講義内容とどう結びつくかを意識すること。
・社会資本整備を進める上での規制や申請事項には、都市計画に関するものが少なくない。卒業後も各自の進路に応じ、継続して学習することが望ましい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 社会資本の整備(1) 社会資本の内容と整備効果がわかる。
2週 社会資本の整備(2) 社会資本の内容と整備効果がわかる。
3週 都市と都市計画 都市計画策定の意義が理解できる。
4週 都市計画の関連法規(1) 都市計画法における都市区域や地区計画等が理解できる。
5週 都市計画の関連法規(2) 都市計画法における都市区域や地区計画等が理解できる。
6週 都市・環境都市の計画の変遷(2) 近代都市計画の思想および理念と実際について理解できる。
7週 都市・環境都市の計画の変遷(2) 近代都市計画の思想および理念と実際について理解できる。
8週 到達度試験(前期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 都市計画の策定手順(1) 総合計画とマスタープランについて理解できる。
10週 都市計画の策定手順(2) 総合計画とマスタープランについて理解できる。
11週 土地利用計画(1) 用途地域、建築規制、都市形態について理解できる。
12週 土地利用計画(2) 用途地域、建築規制、都市形態について理解できる。
13週 土地利用計画(3) 用途地域、建築規制、都市形態について理解できる。
14週 地区計画 地区計画が理解できる。
15週 到達度試験(前期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 試験の解答と解説、および授業アンケート。
後期
3rdQ
1週 都市交通計画(1) 地域・都市交通計画の基本概念について理解できる。
2週 都市交通計画(2) 地域・都市交通計画の基本概念について理解できる。
3週 公園緑地の計画(1) 公園緑地の種類と役割、緑の基本計画について理解できる。
4週 公園緑地の計画(2) 公園緑地の種類と役割、緑の基本計画について理解できる。
5週 景観整備の計画 風景、景観と景観要素について理解できる。
6週 都市の防災計画(1) 都市の防災構造化について理解できる。
7週 都市の防災計画(2) 都市の防災構造化について理解できる。
8週 到達度試験(後期中間) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
4thQ
9週 都市の再開発(1) 再開発事業および中心市街地活性化について理解できる。
10週 都市の再開発(2) 再開発事業および中心市街地活性化について理解できる。
11週 都市の再開発(3) 再開発事業および中心市街地活性化について理解できる。
12週 都市計画道路(1) 都市計画道路の計画と整備について理解できる。
13週 都市計画道路(2) 都市計画道路の計画と整備について理解できる。
14週 市民参加のまちづくり 市民参加制度の経緯と現況、参加手法について理解できる。
15週 到達度試験(後期末) 上記項目について学習した内容の理解度を確認する。
16週 試験の解説と解答 試験の解答と解説、および授業アンケート。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート合計
総合評価割合7030100
基礎的能力301040
専門的能力401050
分野横断的能力01010