建築史

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築史
科目番号 0022 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境都市工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「カラー版 建築と都市の歴史」 光井渉・太記祐一 井上書院, 補助教科書:「日本建築史圖集」「西洋建築史圖集」「近代建築史圖集」「都市史図集」彰国社
担当教員 井上 誠

到達目標

1. 歴史上の建築の構造,形態,意匠の特徴,空間構成を説明できるようになる.
2. 学んだ事項を建築計画及び設計に活かすことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1歴史上の建築の構造,形態,意匠の特徴,空間構成を説明できる.歴史上の建築の特徴を説明できる.歴史上の建築の特徴を説明できない.
評価項目2学んだ事項を建築計画及び設計に十分活かすことができる.学んだ事項を建築計画及び設計にある程度活かすことができる.学んだ事項を建築計画及び設計に全く活かすことができない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
現代の建築や都市を考える際には背景となる歴史の理解も重要である,技術,構造,材料,地域など様々な視点から各時代の建築や都市に関する事項を修得する.
授業の進め方・方法:
講義形式で行う.必要に応じて演習課題等を課す.
注意点:
合格点は60点である.
総合成績は,到達度試験 ((前期中間+前期末)/2) ×70%,課題等を30%で評価する.
特に,課題等の未提出者は単位取得が困難となるので注意すること.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
日本建築史
原始建築と神社
原始建築と神社が理解できる.
2週 仏教建築,宮殿と都市,和様 仏教建築,宮殿と都市,和様が理解できる.
3週 様式,中世の住宅,都市の変化と戦乱 様式,中世の住宅,都市の変化と戦乱が理解できる.
4週 近代都市,書院造の武家住宅,茶室と数寄屋 近代都市,書院造の武家住宅,茶室と数寄屋が理解できる.
5週 町家と農家,江戸時代の寺社境内 町家と農家,江戸時代の寺社境内が理解できる.
6週 西洋建築史
ヨーロッパ建築の曙,ヘレニズムとオリエント建築,古代ローマ建築
ヨーロッパ建築の曙,ヘレニズムとオリエント建築,古代ローマ建築が理解できる.
7週 中間試験
8週 中間試験の解答と解説
教会建築
教会建築が理解できる.
2ndQ
9週 ビザンツとロマネスク建築,ゴシック建築と中世都市,ルネサンス建築 ビザンツとロマネスク建築,ゴシック建築と中世都市,ルネサンス建築が理解できる.
10週 古典主義,バロック建築 古典主義,バロック建築が理解できる.
11週 市民革命と建築,市民の台頭とヨーロッパの拡大 市民革命と建築,市民の台頭とヨーロッパの拡大が理解できる.
12週 近代建築史
産業革命と博覧会,日本の近代化,様式建築
産業革命と博覧会,日本の近代化,様式建築が理解できる.
13週 新構造の導入,近代都市の変貌,住宅の変化 新構造の導入,近代都市の変貌,住宅の変化が理解できる.
14週 新しい造形の出現,都市建築の展開,モダニズム建築 新しい造形の出現,都市建築の展開,モダニズム建築が理解できる.
15週 日本的な表現,建築の戦中戦後,現代の建築と都市 日本的な表現,建築の戦中戦後,現代の建築と都市が理解できる.
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700010020100
基礎的能力4000100050
専門的能力2000001030
分野横断的能力1000001020