コンピュータ製図

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 コンピュータ製図
科目番号 0007 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造システム工学科(機械系) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 SolidWorksによる3次元CAD,門脇 重道 他,実教出版
担当教員 木澤 悟

到達目標

1.3次元モデルを製作することができる
2.アセンブリモデルを製作することができる
3.2次元製図を製作することができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1モータ,ナット,ボルトの3次元モデルを製作できるモータ,ナットの3次元モデルを製作できる3次元モデルを製作できない
評価項目2フランジ型たわみ軸継ぎ手,アーム機構のアセンブリモデルを製作できるフランジ型たわみ軸継ぎ手のアセンブリモデルを製作できるアセンブリモデルを製作できない
評価項目3応用的な2次元製図と図面の作成ができる基本的な2次元製図と図面の作成ができる2次元製図と図面の作成ができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
[授業の概要]
 SolidWorksを使った3次元モデリングを中心とした描画能力とアセンブリ方法を身につけ,2次元製図の描画能力と3次元モデルから2次元製図への展開方法を習得する
授業の進め方・方法:
演習形式で行い,作図した課題を期限内に提出させる.試験結果が合格点に達しない場合,再試験を行うことがある。
注意点:
 合格点は50点である。前期末試験80%,期限内に提出すべき課題図面20%の比率で評価する.
      学年総合成績=到達度試験(前期末)80点+課題図面20点

(講義を受ける前) 機械製図Ⅰ,機械製図Ⅱを確実に理解すること
(講義を受けた後CADシステムを使いこなすまでには時間が掛かるので,学生個々が積極的に取り組む必要がある.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業ガイダンス
1 SolidWorksとは
(1)モデル作成の流れ
授業の進め方と評価の仕方について説明する.
イメージをしながら作業を進めることが出来る
2週 2 スケッチの基本操作
(1)スケッチの練習
(2)演習問題
スケッチの基本を身につけることが出来る
3週 3 3次元モデルの作成
(1)製作例1:モータ
3次元化の基本的な流れやコマンドの使い方ができる
4週 (2)製作例2:ナット
(3)製作例3:ボルト
3次元化の基本的な流れやコマンドの使い方ができる
5週 (4)教科書演習問題 3次元化の基本的な流れやコマンドの使い方ができる
6週 4 アセンブリモデルの作成
(1)フランジ型たわみ軸継ぎ手
製図した各部品をアセンブルする
7週 (1)フランジ型たわみ軸継ぎ 製図した各部品をアセンブルする
8週 (1)フランジ型たわみ軸継ぎ 製図した各部品をアセンブルする
2ndQ
9週 (2)教科書演習問題:アーム機構 製図した各部品をアセンブルする
10週 7 2次元製図と図面の作成
(1)ブロック1
製図した各部品をアセンブルする
11週 (2)ブロック2 製図した各部品をアセンブルする
12週 (3)教科書演習問題 3次元で製図した図面を2次元製図に描くことができる
13週 2次元製図と図面の作成
(提出課題:支持台)
3次元で製図した図面を2次元製図に描くことができる
14週 2次元製図と図面の作成
(提出課題:支持台)
3次元で製図した図面を2次元製図に描くことができる
15週 到達度試験 上記項目について学習した内容の理解度を確認する
16週 試験の解説と解答と授業アンケート 到達度試験の解説と解答、授業アンケート,本授業のまとめ

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習課題合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力4010000050
専門的能力4010000050
分野横断的能力0000000