2年時後期に開講される物質・生物系学生の専門教科である分析化学は、マテリアル・プロセスコースおよびバイオ・アグリコースのいずれのコースを選択する学生にとっても必須学問であり、本授業終了時には、分析化学の基礎事項である、溶液の性質、化学平衡とその計算方法、酸塩基、pHとその計算方法、酸化還元反応について十分理解が進んでいることを目標とする。
概要:
分析化学は、マテリアル・プロセスコースおよびバイオ・アグリコースのいずれのコースを選択する学生にとっても必須学問であり、本授業終了時には、分析化学の基礎事項である、溶液の性質、化学平衡とその計算方法、酸塩基、pHとその計算方法、酸化還元反応について理解できていることを目標とする。分析化学に関するtechnical termの意味や概念を理解し、同時に化学計算の基礎を修得する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書を用いて行う。分析化学では溶液内で生ずる現象の概念的な理解とともに溶液の調整や分析測定のための化学計算方法に習熟することが求められる。そのための化学基礎を理解させるよう自学修や小テストを有効に活用した授業を実施する。総合成績は試験結果80%および自学修レポートや小テスト結果20%として算出する。
注意点:
総合成績は試験結果80%および自学修レポートや小テスト結果20%として算出する。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
ガイダンス 分析化学の授業の目標
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授業の進め方を理解させる 授業の目標について理解できる
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2週 |
第10章 溶液 |
溶液に関する用語、濃度の表し方、溶液の調整、溶解方法、溶解速度の速め方を理解できる
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3週 |
第10章 溶液 |
溶液に関する用語、濃度の表し方、溶液の調整、溶解方法、溶解速度の速め方を理解できる
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4週 |
第10章 溶液 |
溶液に関する用語、濃度の表し方、溶液の調整、溶解方法、溶解速度の速め方を理解できる
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5週 |
第11章 化学平衡 |
化学平衡の意味、化学平衡定数、平衡定数へ及ぼす濃度、温度、圧力、触媒の影響を理解できる
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6週 |
第11章 化学平衡 |
化学平衡の意味、化学平衡定数、平衡定数へ及ぼす濃度、温度、圧力、触媒の影響を理解できる
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7週 |
後期中間到達度試験 |
後期前半の授業内容に対する理解度の確認
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8週 |
後期中間到達度試験の解答 第11章 化学平衡 |
解答による後期前半の授業内容に対する理解度を深めさせる 化学平衡の意味、化学平衡定数、平衡定数へ及ぼす濃度、温度、圧力、触媒の影響を理解できる
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4thQ |
9週 |
第12章 酸、塩基、pH |
酸・塩基の性質、pHの意味および測定方法、酸塩基反応を理解できる
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10週 |
第12章 酸、塩基、pH |
酸・塩基の性質、pHの意味および測定方法、酸塩基反応を理解できる
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11週 |
第12章 酸、塩基、pH |
酸・塩基の性質、pHの意味および測定方法、酸塩基反応を理解できる
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12週 |
第13章 酸化還元反応 |
酸化還元反応、およびその化学方程式を理解できる
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13週 |
第13章 酸化還元反応 |
酸化還元反応、およびその化学方程式を理解できる
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14週 |
第13章 酸化還元反応 |
酸化還元反応、およびその化学方程式を理解できる
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15週 |
年度末到達度試験 |
後期授業の全内容に対する理解度を確認する
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16週 |
年度末到達度試験の解答 アンケート |
年度末試験の解答にもとづいて、後期授業の全内容に対する理解度を深める
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 分析化学 | いくつかの代表的な陽イオンや陰イオンの定性分析のための化学反応について理解できる。 | 3 | |
電離平衡と活量について理解し、物質量に関する計算ができる。 | 3 | |
溶解度・溶解度積について理解し必要な計算ができる。 | 3 | |
沈殿による物質の分離方法について理解し、化学量論から沈殿量の計算ができる。 | 3 | |
強酸、強塩基および弱酸、弱塩基についての各種平衡について説明できる。 | 3 | |
強酸、強塩基、弱酸、弱塩基、弱酸の塩、弱塩基の塩のpHの計算ができる。 | 3 | |
緩衝溶液とpHの関係について説明できる。 | 3 | |
陽イオンや陰イオンの関係した化学反応について理解し、溶液中の物質の濃度計算(定量計算)ができる。 | 3 | |
中和滴定についての原理を理解し、酸及び塩基濃度の計算ができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 3 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 3 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 3 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 3 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 3 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 3 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 3 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 3 | |