建築デザイン演習Ⅲ

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 建築デザイン演習Ⅲ
科目番号 0003 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造システム工学科(土木・建築系) 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「高校生から始めるJw_cad建築製図入門」櫻井良明 エクスナレッジ,「初めて学ぶ建築製図」建築のテキスト編集委員会 学芸出版社.
担当教員 井上 誠

到達目標

1.CADソフトウェアの機能を理解している。
2.図形要素の作成と修正ができる。
3.画層の管理について理解している。
4.図形の出力(印刷)ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1CADソフトウェアの機能を理解し,説明できる。CADソフトウェアの機能を理解できる。CADソフトウェアの機能を理解できない。
評価項目2図形要素の作成と修正,応用ができる。図形要素の作成と修正ができる。図形要素の作成と修正ができない。
評価項目3画層の管理について理解し,説明できる。画層の管理について理解できる。画層の管理について理解できない。
評価項目4図形の出力(印刷)ができる。図形の出力(印刷)ができる。図形の出力(印刷)ができない。

学科の到達目標項目との関係

(B)工学基礎知識の習得 B-2 説明 閉じる
(E)技術の発展 E-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
手書きとCADの違いを理解し,CADの持つ特性を生かした作図方法を理解する。また,図形表現の基礎的な知識とそれぞれの条件にあった 的確な操作方法を習得する。
授業の進め方・方法:
演習形式で行う。適宜,演習課題の提出を求める。試験結果が合格点に達しない 場合,再提出を求めることがある。
注意点:
手書きとCADの違いを十分に理解し,的確に作業を行う。また,指定された課題の提出期限を守ること。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
建築製図の基本
Jw_cadの基本
建築図面の概要
建築製図の基礎
Jw_cadの基本
2週 基本的な作図の練習 マウス操作
線・図形・文字・寸法・保存・印刷
3週 基本的な作図の練習
製図の準備
線・図形・文字・寸法・保存・印刷
用紙サイズ・線属性・レイヤ・縮尺
4週 配置図兼平面図の作図 基準線・柱・建具・壁・家具など・室名・敷地・寸法等
5週 配置図兼平面図の作図 基準線・柱・建具・壁・家具など・室名・敷地・寸法等
6週 配置図兼平面図の作図 基準線・柱・建具・壁・家具など・室名・敷地・寸法等
7週 屋根伏図の作図 基準線・基準記号・屋根・寸法
8週 断面図の作図 断面線・外形線・室内の姿線
室名・寸法・屋根勾配記号・高さ記号
4thQ
9週 断面図の作図 断面線・外形線・室内の姿線
室名・寸法・屋根勾配記号・高さ記号
10週 立面図の作図 断面図を加工し立面図にする
11週 立面図の作図 立面図の作図
12週 図面の作成(最終課題) これまでの学習内容を活用し作図できる。
13週 図面の作成(最終課題) これまでの学習内容を活用し作図できる。
14週 図面の作成(最終課題) これまでの学習内容を活用し作図できる。
15週 図面の作成(最終課題) これまでの学習内容を活用し作図できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図CADソフトウェアの機能を説明できる。1
図形要素の作成と修正について、説明できる。1
画層の管理を説明できる。1
設計した物をCADソフトで描くことができる。1
建築系分野設計・製図ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00010090100
基礎的能力0001004050
専門的能力000002525
分野横断的能力000002525