建築デザイン演習Ⅳ

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 建築デザイン演習Ⅳ
科目番号 0060 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 創造システム工学科(土木・建築系) 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「コンパクト建築設計資料集成」日 本建築学会編 丸善,「初めて学ぶ建築製図」建築のテキスト編集委員会 学芸出版社.
担当教員 井上 誠,鎌田 光明

到達目標

1. 2D及び3D CADの特性を活かした作図方法を修得する。
2. 建築図面を作成し,適切なレイアウトを行い,基礎的なプレゼンテーションをすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12D及び3D CADの特性を活かした 作図ができる。2D及び3D CADを使用した作図が できる。2D及び3D CADを使用した作図を することができない。
評価項目2建築図面を作成し,適切なレイア ウトを行い,十分なプレゼンテー ションをすることができる。建築図面を作成し,基礎的なプレ ゼンテーションをすることができ る。建築図面を作成し,基礎的なプレ ゼンテーションをすることができ ない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
CADおよび3Dソフトのもつ特性を活かした作図方法を理解し、図面表現の知識とそれぞれの条件にあった的確な操作方
法を修得する。さらに、住宅の設計を通して、図面記号の種類、適正なスケールを修得する。
授業の進め方・方法:
各課題のはじめに授業を行い、その後、演習形式を中心に行う。
提出物が合格点に達しない場合、再提出を課すことがある。
注意点:
合格点は50点である。
総合評価は、各課題の評価を平均したものを全体の80%とし、授業態度及びプレゼンテーションを20%として総合的に
評価する。
特に、レポート・課題の未提出者は単位取得が困難となる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス・課題説明 課題が理解できる.
2週 レポート作成,提出 レポートが作成できる.
3週 住宅計画 住宅計画が理解できる.
4週 住宅計画 住宅計画が理解できる.
5週 中間提出1・中間チェック1・住宅設計 中間提出1を行い,中間チェック1で計画を説明し,住宅設
計が理解できる.
6週 中間チェック1・住宅設計 中間チェック1で計画を説明し,住宅設計が理解できる.
7週 JWW+SketchUp・住宅設計 JWW+SketchUp・住宅設計が理解できる.
8週 住宅設計・SketchUp作成 住宅設計・SketchUp作成ができる.
2ndQ
9週 中間提出2・中間チェック2・住宅設計 中間提出2を行い,中間チェック2で設計を説明できる.
10週 中間チェック2・住宅設計 中間チェック2で設計を説明できる.
11週 プレゼンボード作成 プレゼンボードの作成ができる.
12週 プレゼンボード作成 プレゼンボードの作成ができる.
13週 最終提出 最終提出を行う.
14週 プレゼンテーション プレゼンテーションができる,他者の発表を理解できる.
15週 プレゼンテーション プレゼンテーションができる,他者の発表を理解できる.
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野製図線と文字の種類を説明できる。3
CADソフトウェアの機能を説明できる。3
図形要素の作成と修正について、説明できる。3
画層の管理を説明できる。3
与えられた条件を基に設計計算ができる。3
設計した物をCADソフトで描くことができる。3
建築系分野設計・製図線の描き分け(3種類程度)ができる。3
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。3
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。3
図面の種類別の各種図の配置を理解している。3
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。3
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。3
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。3
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。3
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。3

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合010010080100
基礎的能力01001002040
専門的能力000003030
分野横断的能力000003030