校外実習B

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 校外実習B
科目番号 0011 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 創造システム工学科(機械システムコース) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 実習先の企業で準備されたもの。
担当教員 今田 良徳

到達目標

1. 実習先で行われた研修、および指示された作業等を、実習先担当者の定める目標水準まで達成できる。
2. 実習報告書がわかりやすくかつ論理的に作成できる。
3. 報告会において、実習内容を論理的かつ明確に説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先担当者の定める目標水準を超える達成度である。実習先担当者の定める目標水準程度の達成度である。実習先担当者の定める目標水準以下の達成度である。
評価項目2実習報告書がわかりやすくかつ論理的に作成できる。実習報告書がわかりやすく作成できる。実習報告書の内容が乏しい
評価項目3実習内容を論理的かつ明確に説明できる。実習内容をわかりやすく説明できる。実習内容を明確に説明できない。

学科の到達目標項目との関係

(C)専門知識の充実 C-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
生産現場における産業の技術を総合的に修得し、技術者としての在り方や自発的な研究態度を身に付け、かつ、卒業後の進路選択に役立てることが出来る。
この科目は、インターンシップ先企業と共同で、生産現場における産業の技術を総合的に修得し,技術者としての在り方や自発的な研究態度を身に付け,かつ,卒業後の進路選択に役立てることが出来ることを目的に実習形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
実習先の企業の指導担当員の指示による。
注意点:
(講義を受ける前) 実習先の事前課題や指示に従って、準備を行う。
(講義を受けた後) インターンシップ報告会で発表する。
[評価方法]評価は実習先担当者,学級担任 (専攻長) および学科長 (専攻科長) が次の各項目を担当して行う。
1. 実習先担当者による評価
実習先において,以下の評価項目について総合して,S (非常に満足:100 点),A (満足:90 点),B (やや満足:80 点),C (普通:70 点),D (やや不満:60 点),E (不満50 点)の評価を行う。
① 実習への取組姿勢
② 実習内容の理解度および成果など
③ 報告書の内容,出来映えなど。
2. 学級担任 (専攻長)による実習報告書の評価
以下の評価項目について総合して,S (非常に満足:100 点),A (満足:90 点),B (やや満足:80 点),C (普通:70 点),D (やや不満:60 点),E (不満50 点) の評価を行う。
① 実習の目的,内容が理解できているか。
② 記述が簡潔で,正しい日本語で記述されているか。
③ 図や表が,適切で見やすいか。
④ 実習内容・成果の水準など。
3. 学級担任 (専攻長) および学科長 (専攻科長) による報告会の評価
以下の評価項目について総合して,S (非常に満足:100 点),A (満足:90 点),B (やや満足:80 点),C (普通:70 点),D (やや不満:60 点),E (不満50 点) の評価を行う。
① 実習の目的,内容がわかりやすく説明されているか。
② 図や表が適切で見やすいか。
③ データの分析や考察が適切になされているか。
④ 話し方,質疑応答がわかりやすく,説得力があるか。
総合評価=実習先担当者による評価:50%,実習報告書の評価:25%,報告会での評価:25%で,合計100 点満点で採点し,60 点以上を合格とする。
総合評価=(実習先担当者による評価) x 0.50 + (実習報告書の評価) x 0.25 + (報告会での評価) x 0.25

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 企業,公的研究所での実習
(インターンシップ)
 企業や研究所などにおいて,その受け入れ機関の指導の下に,現場の実際の業務,技術を体験する。
 実習の日数は10日以上,もしくは実習時間を60時間以上とする。
終了時には,受け入れ機関の証明を記入した実習修了書(本校指定様式)を受領し,学校に提出する。
2週 ※なお,学校へ提出する「実習報告書」及び「報告会」において,下記到達目標の内容を記載すること。

(到達目標)
・企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。
・企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を挙げることができる。
・企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。
・企業には社会的責任があることを認識している。
・企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。
・調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。
・企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。
・社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。
・技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。
・技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行っった事例を挙げることができる。
・高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート口頭発表実習先評価合計
総合評価割合252550100
知識の基本的理解10101030
思考・推論・創造への適応力551020
汎用的技能001010
態度・嗜好性(人間力)551020
総合的な学習経験と創造的思考力551020