卒業研究

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 卒業研究
科目番号 0039 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 9
開設学科 創造システム工学科(機械システムコース) 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 9
教科書/教材 各指導教員が準備または指示する文献、書物および学生が自分で探した文献、等。
担当教員 宮脇 和人,渡部 英昭

到達目標

1. 与えられた研究テーマの研究背景や必要性が説明できる.
2. 課題解決のための研究手法が身につく.
3. 中間発表会,卒業研究発表会で研究背景,研究上の工夫,達成内容を明確に説明できる.
4. 研究報告書を自力で書き上げることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自分の研究の独自性が説明できる研究背景や必要性が説明できる研究背景や必要性が説明できない
評価項目2研究手法に学生本人のアイデアが活かされている研究手法を理解し、使える研究手法が十分に理解出来ない
評価項目3明確なプレゼンテーションと質疑応答ができる発表会で明確な報告ができる発表会で明確な説明ができない
評価項目4研究の独自性、特徴、成果を形式に合わせて明確に記述できる研究報告書を書式通りに書ける研究報告書が書式通りに書けない

学科の到達目標項目との関係

(C)専門知識の充実 C-4 説明 閉じる
(E)技術の発展 E-1 説明 閉じる
(E)技術の発展 E-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
自分の研究を通じて新しいことを行う場合の方法を学び,物事を総合的に把握する能力,まとめる能力,プレゼンテーション能力を養成する.
授業の進め方・方法:
各指導教員の指示による.最後に研究論文をまとめ,成果の発表を行う.
注意点:
指導教員が次に示す方法で中間発表,卒業研究発表を通じて総合的に評価する.ただし,質疑応答での理解度および図・表・式の出来映えについては副指導教員も評価する.
学年総合評価=理解度(15%)+創意工夫(10%)+達成度(10%)+研究に対する姿勢(15%)+論文内容(20%)+質疑応答での理解度(20%)+図・表・式の出来映え(10%)
学年総合評価で60点以上を合格とする.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業の進め方や評価方法につき説明する. 授業の進め方や評価方法についてわかる.
2週 精密加工技術に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
3週 病理診断の高効率化に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
4週 医療機器への応用を目指した極低温流体の伝熱・流動特性 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
5週 生体細胞の凍結保存技術における伝熱特性の改善 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
6週 ファインバブル噴射ノズルの遠射化に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
7週 精密位置決めに関する研究
実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
8週 マイクロモビリティに関する研究
実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
2ndQ
9週 画像診断に関する研究
実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
10週 リハビリロボに関する研究
実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
11週 マルチコプター利用技術に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
12週 半自動制御ボール盤の開発 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
13週 工作機械加工空間内の空気流挙動に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
14週 加熱円柱後流の計測 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
15週
16週
後期
3rdQ
1週 人間動作の計測に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
2週 野球の投球動作に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
3週 圧電素子を用いた微動刃物台による精密切削に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
4週 Hololens2によるAR環境におけるロボットを用いた上肢リハ ビリ テーション 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
5週 Vive Pro EyeによるVR環境におけるロボットを用いた上肢リハビリテー ション 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
6週 実環境におけるロボットを用いた上肢リハビリテーション モーションキャプチャを用いて立ち上がり動作を計測し,転倒予防に重要な運動要素を分析する.
7週 虚弱高齢者のための車いす自転車の筋張力解析(左右バランスの影響) 雪上で使用可能な各種計測システムを開発し,計測データを基に運動の特徴を分析する.
8週 スポーツ自転車乗車時のサドル位置と下肢筋力への影響 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
4thQ
9週 台車を押す動作の筋張力解析(荷物の重さの影響) 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
10週 立ち上がり・着席動作の筋張力解析(椅子の高さの調査) 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
11週 薄膜配線の特性評価に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
12週 薄膜配線の最適構造設計に関する研究 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
13週 おもちゃの数理的解析 実験の方法,測定原理を理解し,正確な実験を行うことができる.測定データを基に,適切に考察することができる.
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表レポート態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合030350035100
基礎的能力0101500530
専門的能力01010001535
分野横断的能力01010001535