概要:
2階微分方程式とベクトル解析(前半部分)の基本的な計算技術の習得を目標とする。これらは、工学の基礎となる部分である。
授業の進め方・方法:
講義・演習形式で行う。ノートをよくとって理解に努めること。
注意点:
中間試験40%、期末試験40%、レポート20%で評価する。合格点は60点である。
レポートの未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。
合格点に達しない場合、再試験を実施することがある。追試験はやむを得ない理由があって本試験を欠席したときに認められる。中間報告は中間試験の点数のみ反映する。
「授業を受ける前」シラバスを見て予習をする。「授業を受けた後」授業内容を振り返り、問題を自力で解けるようにする。
講義1回あたりの自学自習時間は120分とする。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 整式の加減乗除の計算や、式の展開ができる。 | 4 | |
因数定理等を利用して、4次までの簡単な整式の因数分解ができる。 | 3 | |
分数式の加減乗除の計算ができる。 | 4 | |
実数・絶対値の意味を理解し、絶対値の簡単な計算ができる。 | 3 | |
平方根の基本的な計算ができる(分母の有理化も含む)。 | 4 | |
複素数の相等を理解し、その加減乗除の計算ができる。 | 3 | |
解の公式等を利用して、2次方程式を解くことができる。 | 4 | |
因数定理等を利用して、基本的な高次方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な連立方程式を解くことができる。 | 3 | |
無理方程式・分数方程式を解くことができる。 | 3 | |
1次不等式や2次不等式を解くことができる。 | 1 | |
恒等式と方程式の違いを区別できる。 | 1 | |
2次関数の性質を理解し、グラフをかくことができ、最大値・最小値を求めることができる。 | 1 | |
分数関数や無理関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 1 | |
簡単な場合について、関数の逆関数を求め、そのグラフをかくことができる。 | 3 | |
累乗根の意味を理解し、指数法則を拡張し、計算に利用することができる。 | 4 | |
指数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 1 | |
指数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 4 | |
対数の意味を理解し、対数を利用した計算ができる。 | 4 | |
対数関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 1 | |
対数関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 4 | |
角を弧度法で表現することができる。 | 1 | |
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。 | 1 | |
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。 | 1 | |
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。 | 3 | |
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。 | 1 | |
一般角の三角関数の値を求めることができる。 | 1 | |
放物線、楕円、双曲線の図形的な性質の違いを区別できる。 | 1 | |
簡単な場合について、不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表すことができる。 | 1 | |