建築デザイン概論

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建築デザイン概論
科目番号 0026 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 創造システム工学科(マテリアル・プロセス工学コース) 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 1
教科書/教材 自製プリントの配布、参考教科書:「やさしい建築一般構造」 今村仁美・田中美都著 学芸出版社
担当教員 寺本 尚史

到達目標

1.鉄骨構造の特徴を説明できる.
2.鉄筋コンクリート造の特徴,原理,施工方法を理解する.
3.木材の性質および木構造の特徴,構造形式が説明できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目3鉄骨構造の特徴を説明でき,鋼構造が強く安全な構造となるために重要な点を理解できる.鉄骨構造の特徴を説明できる.鉄骨構造の特徴を説明できない.
評価項目4鉄筋コンクリート造の特徴,原理,施工方法を理解し,鉄筋コンクリート造が強く安全な構造となるために重要な点を説明できる.鉄筋コンクリート造の特徴,原理,施工方法を理解する.鉄筋コンクリート造の特徴,原理,施工方法を理解できない.
木材の性質および木構造の特徴,構造形式が説明できる.また,木構造が強く安全な構造となるための仕組みを理解できる.木材の性質および木構造の特徴,構造形式が説明できる.木材の性質および木構造の特徴,構造形式が説明できない.

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
全ての建築技術の基本となる建築物の構造(鉄骨造、鉄筋コンクリート造、木造)のしくみ、考え方、構法など建築に関する基礎的な知識を修得する.
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で行う.必要に応じてレポート、演習課題の提出を求める.
注意点:
合格点は60点である.
各自で講義内容の理解度をチェックするとともに、授業の内容の理解に努めること.

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週 授業ガイダンス
1.建築構造概説
授業の進め方と評価の仕方について説明する.
建築物の構成について基本的な事項を理解できる.
10週 2.鉄骨造
(1) 鋼材の性質
鋼材の性質を説明できる.
11週 (2) 鉄骨構造の特徴 接合方法および鉄骨構造の特徴を説明できる.
12週 3.鉄筋コンクリート造
(1) コンクリートの特徴
コンクリートの特徴を理解できる.
13週 (2) 鉄筋コンクリート造の特徴 鉄筋コンクリート造の特徴を理解できる.
14週 (3) 鉄筋コンクリート造の基礎知識 鉄筋コンクリート造の原理,施工方法を理解できる.
15週 3.木構造
(1) 材料と構造
木材の性質,木構造の特徴が説明できる.
16週 (2) 各種構法 木構造の構造形式を理解できる.

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
知識の基本的な理解8080
思考・推論・創造への適用力1010
汎用的技能1010