到達目標
個々の指導教員のもとで、各自選択したテーマで卒業研究を行い、将来、技術者として必要になる情報収集能力、研究企画力、実践力を培う。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 研究目的を理解し、実験および解析の計画を詳細に立てることができる。 | 研究目的を理解し、大まかに実験および解析の計画を立てることができる。 | 研究目的を理解できず、実験および解析の計画を立てることができない。 |
評価項目2 | 研究計画に基づいて、実験および解析を行い、その結果を評価できる。 | 研究計画に基づいて、実験および解析を行うことができる。 | 研究計画に基づいた実験、および解析をおこなうことができない。 |
評価項目3 | 卒業研究の概要および卒業論文を作成し、研究成果を発表して質問に対応できる。 | 卒業研究の概要および卒業論文を作成し、研究成果を発表できる。 | 卒業研究の概要および卒業論文を作成できず、研究成果を発表できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
個々の指導教員のもとで、各自選択したテーマで卒業研究を行い、将来、技術者として必要になる情報収集能力、研究企画力、実践力を培う。
授業の進め方・方法:
4年次の基礎研究に引き続き、研究テーマの検索、テーマに即した実験と考察を実施する。研究成果意外に、適切なコミュニケーション能力、報告・連絡・相談を通じて技術者の養成を目指す。
注意点:
各指導教員の専門分野の技術を十分吸収するように努力すること。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス |
授業の内容を理解する。
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2週 |
文献調査 |
文献の種類と検索の仕方がわかる。さらに、実際に文献を手に入れ、その概要を理解する。
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3週 |
文献読解 |
外国文献を含む論文の詳細を読み取り、その内容を自分なりに解釈し、深く理解する。
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4週 |
文献のまとめ |
集めた文献を内容によって分類できる。各文献にインデックスを付け、検索性を持たせ、必要な時にその文献を読むことができるようにする。
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5週 |
実験器具の使用方法 |
各自の実験必要な実験器具を収集でき、それらの器具の使用方法を理解できる。さらに、実際に実験器具を使用しながら、実験を行うことができる。
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6週 |
分析機器の原理 |
分析機器の原理を、文献で理解する。さらに,分析機器を試用し、得られたモデルデータの解析ができる。
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7週 |
分析機器の使用方法 |
化合物の分析を行い、得られたデータを解析できる。
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8週 |
実験1 |
実験計画を立て、必要な器具、機器を収集し、実験を自分の手で行うことができる。
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4thQ |
9週 |
実験2 |
得られたデータを研究テーマに即して解釈し、そこから新たな発見をすることができる。
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10週 |
まとめ1 |
実験データの解釈を自分なりにまとめ、そのデータをもとに担当教員とディスカッションできる。
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11週 |
まとめ2 |
ディスカッションの結果を、文章や図表ににまとめ、その文章や図表をもとに、新しい概念を構築することができる。
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12週 |
まとめ3 |
新しい概念を文章にすることができ、卒業論文を完成させることができる。
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13週 |
プレゼンテーション準備1 |
卒業論文をもとに、プレゼンテーションの概要を構築し、それをもとに、発表用の資料を作成することができる。
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14週 |
プレゼンテーション準備2 |
発表用資料をもとに、発表用原稿を作成することができる。
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15週 |
プレゼンテーション準備3 |
発表用資料、発表用原稿をもとに、発表をどのように行うか検討し、実際に発表する際のシミュレーションを行うことができる。
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16週 |
プレゼンテーション |
準備した内容をもとに実際に発表を行う。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 電力 | 三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。 | 3 | |
電源および負荷のΔ-Y、Y-Δ変換ができる。 | 3 | |
対称三相回路の電圧・電流・電力の計算ができる。 | 3 | |
変圧器の原理、構造、特性を説明でき、その等価回路を説明できる。 | 3 | |
電力システムの構成およびその構成要素について説明できる。 | 3 | |
交流および直流送配電方式について、それぞれの特徴を説明できる。 | 3 | |
電力品質の定義およびその維持に必要な手段について知っている。 | 3 | |
電力システムの経済的運用について説明できる。 | 3 | |
電気エネルギーの発生・輸送・利用と環境問題との関わりについて説明できる。 | 3 | |
建設系分野 | 環境 | 地球規模の環境問題を説明できる。 | 1 | |
評価割合
| 研究の目的および課題や問題の理解度 | 問題解決の創意工夫 | 達成度 | 研究に対する姿勢 | 論文内容 | 質疑応答での理解度 | 図・表・式の出来映え | 合計 |
総合評価割合 | 15 | 10 | 10 | 15 | 20 | 20 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 5 | 2 | 2 | 5 | 5 | 5 | 2 | 26 |
専門的能力 | 5 | 4 | 4 | 5 | 10 | 10 | 4 | 42 |
総合思考力 | 5 | 4 | 4 | 5 | 5 | 5 | 4 | 32 |