到達目標
1. インターネットの構成の概略を理解し説明できる。
2. TCP/IPの機能を理解し説明できる。
3. インターネットの脅威、利用上の心構え、セキュリティ技術を理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | インターネットの構成を、例に基づき詳細に理解し説明できる。 | インターネットの構成を、おおまかに理解し説明できる。 | インターネットの構成を理解せず説明できない。 |
評価項目2 | TCP/IPの機能を具体的かつ詳細に理解し説明できる。 | TCP/IPの機能をおおまかに理解し説明できる。 | TCP/IPの機能を理解せず説明できない。 |
評価項目3 | インターネットの脅威、利用上の心構え、セキュリティ技術を具体的かつ詳細に理解し説明できる。 | インターネットの脅威、利用上の心構え、セキュリティ技術をおおまかに理解し説明できる。 | インターネットの脅威、利用上の心構え、セキュリティ技術を理解せず説明できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は企業でシステム開発と計算機ネットワークの構築・運用を担当していた教員が、その経験を活かし、インターネットの概略につて講義形式で授業を行うものである。
インターネットは、局所的な計算機ネットワークが結びつくことによってできた全世界を覆う巨大な単一の通信ネットワークであり、今日の我々の生活にとって不可欠のものになっている。本科目ではインターネットがどのような仕組みで成立しているかを概観する。
授業の進め方・方法:
授業は教科書に沿った講義形式で行う。レポートを課し、到達度試験を行う。
注意点:
到達度試験の結果を60%,レポートの結果を40%の比率で評価する.合格点は60点である.この科目は学修単位科目のため,事前・事後学習としてレポートを課す. 特に、レポートの未提出者は単位取得が困難となるので注意すること。
(講義を受ける前)インターネットのことはインターネットに尋ねるのが良く、未知の用語や概念についてインターネットを活用して予習すること。
(講義を受けた後)レポート課題について時間をおかずに取り組むこと。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス、ネットワークの基本 |
授業の進め方と評価方法について理解する。通信ネットワークの果たす役割、提供されるサービス、基本的構成が説明できる。
|
2週 |
ネットワークの機器と接続 |
ネットワークを構成する機器とその通信回線による接続について説明できる。
|
3週 |
TCP/IP(1) |
通信プロトコルとその概念、また、インターネットでの標準プロトコルであるIP を説明できる。
|
4週 |
TCP/IP(2)、DNS |
インターネットでの標準プロトコルであるTCP を説明でき、DNS の働きを説明できる。
|
5週 |
Web ページが見えるまで、http プロトコル |
http プロトコルによりWeb ページが表示されるまでの過程を説明できる。
|
6週 |
インターネットのセキュリティ |
インターネットの脅威、利用上の心構え、セキュリティ技術を理解し説明できる。
|
7週 |
到達度試験 |
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
|
8週 |
試験の解説と解答 まとめ |
到達度試験の解説と解答 授業内容をまとめる
|
4thQ |
9週 |
|
|
10週 |
|
|
11週 |
|
|
12週 |
|
|
13週 |
|
|
14週 |
|
|
15週 |
|
|
16週 |
|
|
モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 | 100 |
基礎的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 50 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 20 |