到達目標
秋田県内の企業がどのように経営、技術開発しているのかを、会社経営者、技術管理者、コーディネータ等が各々の実体験と視点から
1.秋田県の産業政策
2.秋田県の産業・技術の特色
3.秋田県の産業・技術の背景と課題
について提供された情報から、地域のオープンイノベーションに接続するために必要なことを抽出する。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 秋田県の産業政策の課題点を見出せる。 | 秋田県の産業政策の特色がわかる。 | 秋田県の産業政策の特色がわからない。 |
評価項目2 | 秋田県内に必要な起業化マインド、新技術創出のアイデアが形成される。 | 秋田県内の企業がどのように経営、技術開発しているのかわかる。 | 秋田県内の企業がどのように経営、技術開発しているのかわからない。 |
評価項目3 | 秋田県内における産業の背景から、地域のオープンイノベーション創出に必要な知見を整理できる。 | 秋田県内における産業の背景と課題がわかる。 | 秋田県内における産業の背景と課題がわからない。 |
学科の到達目標項目との関係
(C)専門知識の充実 C-1
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(C)専門知識の充実 C-3
説明
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教育方法等
概要:
地域の産業界の現状は、どのような背景から発し、どのような特色と課題をもちあわせているのかについて、起業、経営、技術開発、政策の策定に携わっている講師の生の声から、学生自らが、秋田県の現状理解と、課題発見、課題解決のためのアイデア、すなわち、将来、秋田県に持続的社会を構築するための基盤知識を整理するための講義を行うものである。
授業の進め方・方法:
各実務家教員が1回~3回のオムニバス形式での授業を、講義形式で行う。
各教員から「課題」の提出を求める。また、講義内容とは別に、「特別課題」の提出を求める。
合格点を60点以上とする。成績は、「課題」の点数(50点)+「特別課題」(30点)+「授業への取り組み」(20点)の比率とする。
注意点:
講義資料をTeamsから配布する。授業中の閲覧を可とするが、印刷等は各自で行い、授業に適宜活用する。
成績に関係する「課題」と「特別課題」をTeamsに提出する。提出期限に遅れると減点(5点/1課題)する。
欠課(5点減点/1回)または遅刻(2点減点/1回)を「授業への取り組み」として成績に反映させる。
各教員より求められる課題を提出する際に、充分な調査と考察を自学自修として行うことを推奨する。「課題」と「特別課題」を提出しないと、単位取得が困難になることに留意せよ。
事前:COC+講演会、各教員から事前配布される資料と、各教員の所属(企業、秋田県等)のHP等の閲覧から得た情報をもとに、地方創生・地域イノベーションに対する問題意識をもって臨む。
事後:秋田県の現状や課題について得た情報に対して、学生自身が理解した内容、考察した内容、新たなアイデアについて、教員との意見交換を授業時間内外に積極的に行うという姿勢を期待する。
※コロナ禍の影響で、遠隔授業となった場合には、別途連絡する。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業ガイダンス |
授業の進め方と授業内容・方法および注意点がわかる。
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2週 |
特色ある技術Ⅰ-1 |
エレクトロニクス産業を支えてきた委託加工の形態の変遷と小集団活動によるコスト削減についてわかる。
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3週 |
特色ある技術Ⅰ-2 |
労働集約型から装置型への移行と国際競争についてわかる。
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4週 |
特色ある技術Ⅰ-3 |
再生可能エネルギー関連産業における秋田県のポテンシャルと関連技術についてわかる。
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5週 |
秋田の産業政策Ⅰ |
再生可能エネルギーに関する秋田県の取り組みと、水素エネルギー、電力使用の仕組みについてわかる。
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6週 |
特色ある技術Ⅱ |
国民の安全、暮し、産業等を支える社会資本の役割と整備についてわかる。
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7週 |
秋田の産業政策Ⅱ |
産学官が連携しながら付加価値の高い製品開発を推進するための産業技術センターにおけるものづくり支援についてわかる。
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8週 |
特色ある技術Ⅲ |
㈱五洋電子の沿革・概要、設計から生産まで一貫した仕事の流れの中での特に設計業務についてわかる。
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2ndQ |
9週 |
特色ある技術Ⅳ |
検査装置、レーザー加工機、医療機器、セキュリティー機器の実現のための設計技術、加工技術、測定・評価技術についてわかる。
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10週 |
特色ある技術Ⅴ-1 |
風力発電の構想から稼動まで、および関連技術についてわかる。
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11週 |
特色ある技術Ⅴ-2 |
ドローンの利活用と情報通信技術についてわかる。
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12週 |
秋田の産業政策Ⅲ |
機械的特性試験や非破壊検査技術、表面観察技術等、各種評価技術や開発事例についてわかる。
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13週 |
特色ある技術Ⅵ-1 |
硬さのお話についてわかる。
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14週 |
特色ある技術Ⅵ-2 |
硬さ試験の現状と新製品の開発についてわかる。
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15週 |
まとめ |
本授業のまとめとアンケート調査
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 課題 | 特別課題 | 取り組み | 合計 |
総合評価割合 | 50 | 30 | 20 | 100 |
知識の整理 | 30 | 10 | 0 | 40 |
知識の活用 | 20 | 10 | 0 | 30 |
広視野の判断 | 0 | 10 | 0 | 10 |
積極性・誠実性 | 0 | 0 | 20 | 20 |