機能性高分子材料

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機能性高分子材料
科目番号 0010 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 生産システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 パワーポイント資料を主として使用する。補助教科書: 西久保 忠臣 編 高分子化学 オーム社。松浦 一雄 編著、 尾崎 邦宏 監修 高分子材料が一番わかる 技術評論社
担当教員 若生 昌光

到達目標

機能性高分子材料の基本的な知識を身に着け、かつ機能を発揮するために必要となる特性や製造方法の考え方を
理解できるようにすること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機能性高分子材料の基本的な知識を十分に理解出来る機能性高分子材料の基本的な知識を理解出来る機能性高分子材料の基本的な知識を理解出来ない
評価項目2機能を発揮するために必要となる特性や製造方法の考え方を十分に理解できる。 機能を発揮するために必要となる特性や製造方法の考え方を理解できる。 機能を発揮するために必要となる特性や製造方法の考え方を理解出来ない。
評価項目3身近にある機能性高分子材料と講義で学んだ知識を十分に結びつけられる。身近にある機能性高分子材料と講義で学んだ知識を結びつけられる。身近にある機能性高分子材料と講義で学んだ知識を結びつけられない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
機械や電気分野の工業材料として進歩の著しい機能性高分子材料について概説し、具体的な例を元に、種々の機能性高分子材料の特徴について理解できるようにする。
授業の進め方・方法:
講義形式で行なう。
自学学習として、配布プリントに関する考察を提出課題とする。
注意点:
機能性高分子材料は新しい学問であり、日々の発展は著しく、その内容も多岐にわたる。機械や電気の分野でも幅広く高分子材料が使用されるようになってきたので、この分野の用語や考え方などを勉強するとともに、身近にある機能性高分子材料を確認することも大事である。
自学学習レポートについては、1件でも期限超過または未提出の場合は単位取得が困難となります。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
機能性高分子材料とは何か
授業の進め方と評価法について理解。機能性高分子材料の定義や概要を理解出来る。
2週 高分子物質の基礎 高分子物質の基礎について理解出来る。
3週 機能性高分子材料の分類 機能性高分子材料の分類について理解出来る。
4週 光機能性高分子材料-1 光機能性高分子材料について理解出来る。
5週 光機能性高分子材料-2 同上
6週 導電性高分子材料-1 導電性高分子材料について理解出来る。
7週 導電性高分子材料-2 同上
8週 高分子触媒、高分子支持体 高分子触媒や高分子支持体について理解出来る。
4thQ
9週 高分子膜 高分子膜について理解出来る。
10週 高分子医薬、医用高分子 高分子医薬や医用高分子について理解出来る。
11週 その他の応用 高分子に関する最近のトピックス内容についてを理解出来る。
12週 重縮合反応による高分子の合成
重縮合反応による高分子の合成について理解出来る。
13週 重付加反応による高分子の合成 重付加反応による高分子の合成について理解出来る。
14週 付加縮合による高分子の合成 付加縮合による高分子の合成について理解出来る。
15週
到達度試験(前期末)
上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する。
16週 試験の解説と解答
到達度試験の解説と解答、および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力2010000030
専門的能力3010000040
分野横断的能力2010000030