校外実習Ⅱ

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 校外実習Ⅱ
科目番号 0014 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 実習先で配付される資料
担当教員 伊藤 浩之,桜田 良治

到達目標

1. 実習先で行われた研修,および指示された作業等を,実習先担当者の定める目標水準まで達成できる。
2. 実習報告書がわかりやすくかつ論理的に作成できる。
3. 報告会において、実習内容を論理的かつ明確に説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先担当者の定める目標水準を超える達成度である。実習先担当者の定める目標水準程度の達成度である。実習先担当者の定める目標水準以下の達成度である。
評価項目2実習報告書がわかりやすくかつ論理的に作成できる。実習報告書がわかりやすく作成できる。実習報告書の内容が乏しい
評価項目3実習内容を論理的かつ明確に説明できる。実習内容をわかりやすく説明できる。実習内容を明確に説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
学生時代に実社会を経験することにより学ぶ目的意識を高め,高専で学んでいる内容が実際の現場でどのように応用されているかを理解し,今後の勉学に役立てる。また,実務的課題を通じて問題解決能力やコミュニケーション能力を身につける。現場の人間関係を経験し,将来実社会に出たときに必要な協調性を身につける。
授業の進め方・方法:
夏休みまたは春休みに行う。実習内容は実習先の企業の指導担当員の指示による。実習先での体験を報告書としてまとめ,実習内容を発表する。
実習 90 時間以上を 2 単位とする。
注意点:
実習先への移動も含め,実習期間中には十分安全確保に努める。実習先の指示に従う。長期間の滞在になることもあるので,健康管理に十分配慮する。

評価は実習先担当者,専攻長および専攻科長が次の各項目を担当して行う。
1.実習先担当者による評価
実習先において,以下の評価項目について総合して,S (非常に満足:100 点),A (満足:90 点),B (やや満足:80 点),C (普通:70 点),D (やや不満:60 点),E (不満50 点)の評価を行う。
① 実習への取組姿勢
② 実習内容の理解度および成果など
③ 報告書の内容,出来映えなど。

2.専攻長による実習報告書の評価
以下の評価項目について総合して,S (非常に満足:100 点),A (満足:90 点),B (やや満足:80 点),C (普通:70 点),D (やや不満:60 点),E (不満50 点) の評価を行う。
① 実習の目的,内容が理解できているか。
② 記述が簡潔で,正しい日本語で記述されているか。
③ 図や表が,適切で見やすいか。
④ 実習内容・成果の水準など。

3.専攻長および専攻科長による報告会の評価
以下の評価項目について総合して,S (非常に満足:100 点),A (満足:90 点),B (やや満足:80 点),C (普通:70 点),D (やや不満:60 点),E (不満50 点) の評価を行う。
① 実習の目的,内容がわかりやすく説明されているか。
② 図や表が適切で見やすいか。
③ データの分析や考察が適切になされているか。
④ 話し方,質疑応答がわかりやすく,説得力があるか。

総合評価=実習先担当者による評価:50%,実習報告書の評価:25%,報告会での評価:25%で,合計100 点満点で採点し,60 点以上を合格とする。

(講義を受ける前) 実習先の事前課題や指示に従って、準備を行う。
(講義を受けた後) インターンシップ報告会で発表する。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 実習ガイダンス 実習の心構え,評価方法を説明する。
2週 1.企業などの実習内容を理解し実習先を選択 受け入れ先の内容を検討し実習先を選択できる。
3週 2.実習内容と実習先の技術内容 実習内容,実習先の業務内容が理解できる。
4週 3.実習中の実習内容を記載 毎日の実習内容を記載できる。
5週 4.実習報告書をまとめ考察 実習内容をまとめ報告書を作成できる。
6週 5. 実習内容の発表 実習内容を発表できる。
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ報告書合計
総合評価割合025500025100
基礎的能力0000000
専門的能力0000000
分野横断的能力025500025100