校外実習Ⅱ

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 校外実習Ⅱ
科目番号 0014 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 通年 週時間数 1
教科書/教材 実習先の企業で準備されたもの.
担当教員 桜田 良治,井上 誠

到達目標

実際の企業等の現場における実務に触れ,これまでに学習してきた理論や技術がどの様に使われているかを自分の目で確かめ,技術者のあるべき姿を学び,卒業後の進路選択に役立てることを目標とする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1受け入れ先から,高評価を与えられた。受け入れ先の実習を,問題なく完了できた。受け入れ先から問題点が指摘された。
評価項目2実習内容を正確に記述し,今後の展望を書くことができる。実習内容や感想を,文書として明確に書くことができる。実習内容や感想が文書として書くことができない。
評価項目3実習内容と感想,今後の展望を明確に説明することができる。実習内容と感想を,明確に報告することができる。実習内容と感想を,明確に報告することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
生産現場における産業の技術を総合的に修得し,技術者としての在り方や自発的な研究態度を身に付け,卒業後の進路選択に役立てることが出来ることを目標とする。
授業の進め方・方法:
実習先の企業の指導担当員の指示による。
注意点:
[評価方法]
評価は実習先担当者,学級担任および系長が次の各項目を担当して行う。

1. 実習先担当者による評価
実習先において,以下の評価項目について総合して,S(非常に満足:100 点),A(満足:90 点),
B(やや満足:80 点),C(普通:70 点),D(やや不満:60 点),E(不満:50 点)の評価を行う。
① 実習への取組姿勢 ② 実習内容の理解度および成果など ③ 報告書の内容,出来映えなど
2. 学級担任による実習報告書の評価。
以下の評価項目について総合して,S(非常に満足:100 点),A(満足:90 点),B(やや満足:80 点),
C(普通:70 点),D(やや不満:60 点),E(不満:50 点)の評価を行う。
① 実習の目的,内容が理解できているか。② 記述が簡潔で,正しい日本語で記述されているか。③ 図や表が,適切で見やすいか。④ 実習内容・成果の水準など
3. 学級担任(専攻主任)および学科長による報告会の評価
以下の評価項目について総合して,S(非常に満足:100 点),A(満足:90 点),B(やや満足:80 点),
C(普通:70 点),D(やや不満:60 点),E(不満:50 点)の評価を行う。
① 実習の目的,内容がわかりやすく説明されているか。② 図や表が適切で見やすいか。③ データの分析や考察が適切になされているか。④ 話し方,質疑応答がわかりやすく,説得力があるか。

総合評価は,実習先担当者による評価:50 %,実習報告書の評価:25 %,報告会での評価:25 %の計 100 点満点で
採点し,60 点以上を合格とする。
 総合評価=0.50×(実習先担当者による評価)+0.25×(実習報告書の評価)+0.25×(報告会での評価)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 企業,公的研究所での実習
(インターンシップ)
 企業や研究所などにおいて,その受け入れ機関の指導の下に,現場の実際の業務,技術を体験する。
 実習の日数は10日以上,もしくは実習時間を75時間以上とする。
終了時には,受け入れ機関の証明を記入した実習修了書(本校指定様式)を受領し,学校に提出する。
2週 ※なお,学校へ提出する「実習報告書」及び「報告会」において,下記到達目標の内容を記載すること。

(到達目標)
・企業等における技術者・研究者等の実務を認識している。
・企業人としての責任ある仕事を進めるための基本的な行動を挙げることができる。
・企業における福利厚生面や社員の価値観など多様な要素から自己の進路としての企業を判断することの重要性を認識している。
・企業には社会的責任があることを認識している。
・企業が国内外で他社(他者)とどのような関係性の中で活動しているか説明できる。
・調査、インターンシップ、共同教育等を通して地域社会・産業界の抱える課題を説明できる。
・企業活動には品質、コスト、効率、納期などの視点が重要であることを認識している。
・社会人も継続的に成長していくことが求められていることを認識している。
・技術者として、幅広い人間性と問題解決力、社会貢献などが必要とされることを認識している。
・技術者が知恵や感性、チャレンジ精神などを駆使して実践な活動を行った事例を挙げることができる。
・高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオ報告書合計
総合評価割合05000050100
基礎的能力0200001030
専門的能力0200001030
分野横断的能力0100003040