環境地域計画学

科目基礎情報

学校 秋田工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 環境地域計画学
科目番号 0025 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 環境システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 参考書:加藤晃・竹内伝史 編著「新・都市計画概論」,改訂2版,共立出版,2006/参考書:日本まちづくり協会 編「地域計画」,第2版,森北出版,2001/参考書:松村暢彦 編著「図説 わかる土木計画」,学芸出版社,2013/参考書:木下是雄「理科系の作文技術」,中央公論新社,1981/その他:自製プリントの配布
担当教員 長谷川 裕修

到達目標

1. 国土・地域・都市・建築の考え方がわかる
2. 国土計画の目的と沿革がわかる
3. 建築・都市・地域計画の目的と沿革がわかる
4. 建築・都市・地域・国土計画策定のための分析手法がわかる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1国土・地域・都市・建築の特性や,その構成要素としての建築物・都市施設の役割・構造がわかる国土・地域・都市・都市の特性がわかる国土・地域・都市・建築の特性がわからない
評価項目2国土計画の目的と沿革がわかり,これまでの国土計画の概要を理解している国土計画の目的と沿革がわかる国土計画の目的と沿革がわからない
評価項目3建築・都市・地域計画の目的と沿革がわかり,主な地域計画の概要を理解している建築・都市・地域計画の目的と沿革がわかる建築・都市・地域計画の目的と沿革がわからない
評価項目4建築・都市・地域・国土計画策定のための分析手法がわかり,分析結果をもとに適切な考察を行うことができる建築・都市・地域・国土計画策定のための分析手法がわかる建築・都市・地域・国土計画策定のための分析手法がわからない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
国土と地域の枠組みとそれぞれに応じた計画および分析手法について理解し,建築物・地域・都市・国土の整備に携わる建設・建築技術者として必要な知識を身に付けることを目的とする.
授業の進め方・方法:
講義形式で行い,必要に応じて図書館・情報処理センター等を利用した演習を実施するとともに,適宜レポート・課題を課す.
注意点:
合格点は60点である.
後期末試験結果を80%,課題・レポートの結果を20%として評価する.
(講義を受ける前)人々の暮らしを支える建設技術者として,それぞれの計画の必要性と重要性について理解するよう意識して欲しい
(講義を受けた後)過去および現行の国土・地域計画に対して,自らの考えを説明できるようになることを期待する
自学自習時間:週4時間

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業ガイダンス
国土・地域・都市・建築の定義
授業の進め方と評価の仕方について説明する.
国土・地域・都市の特性や,その構成要素としての建築物・都市施設の役割・構造がわかる
2週 環境的に持続可能な都市 都市の持続可能性について理解し,スマートシティやスマートハウスなどの先進事例を学ぶ
3週 国土計画の目的
国土計画の歴史と変遷
国土計画の目的がわかる
国土計画の歴史とその変遷について学ぶ
4週 全国総合開発計画と国土形成計画 全国総合開発計画と国土形成計画の概要がわかる
5週 地域計画の目的 建築物と都市施設からなる都市および周辺地域を包括的に地域としてとらえ,計画を策定する意義が理解できる
6週 地域計画の沿革 わが国と諸外国の地域計画の沿革が理解できる
7週 計画指標の推計 建築・都市・地域・国土計画に関する社会経済指標と人口を理解し,推計することができる
8週 計画指標の推計 建築・都市・地域・国土計画に関する社会経済指標と人口を理解し,推計することができる
4thQ
9週 時系列分析 建築・都市・地域・国土計画策定に必要な時系列分析の基礎がわかる
10週 時系列分析 建築・都市・地域・国土計画策定に必要な時系列分析の基礎がわかる
11週 時系列分析 建築・都市・地域・国土計画策定に必要な時系列分析の基礎がわかる
12週 レート・シェア分析 レート・シェア分析を用いて地域特性を分析することができる
13週 レート・シェア分析 レート・シェア分析を用いて地域特性を分析することができる
14週 レート・シェア分析 レート・シェア分析を用いて地域特性を分析することができる
15週 到達度試験(後期末) 上記項目について学習した内容の理解度を授業の中で確認する.
16週 試験の解説と解答 到達度試験の解説と解答,および授業アンケート

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
知識の基本的な理解5000001060
思考・推論・創造への適用力2000001030
汎用的技能100000010
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000